2013-02-14
2月14日 Valentines Day
Happy Valentines Day!
昨日と同じくらいの波のサイズ、風もある。11時からレインズでのろうと思っていたのに、やることがどんどん出てきて、家でコンピューターの前に座っているうちに気がついたら2時、あらら、急がなきゃと頑張ってたらもう3時過ぎてしまったのであきらめにはいった。それからでもカナハだったら乗れたのだが、カナハは波がなく、明日からはまた波が上がるようなので、今日は家でいろんな用事や仕事をこなして終わることにした。でもレインズがストラップレス練習にぴったりのコンディションだった気がするのでちょっと残念。
レインズと言えば海に出て行くときに滑るのに尖っているリーフを横切らなくてはならず、風がガスティーだとそこでカイトを落としたり、落ちそうなカイトが急に風を波乱で、自分が飛ばされたり引きずられたりと、昔からいろんな怖いエピソードがある。私自身も何度お尻や足をざくっと切って何週間も海に出られなかったことか。(当時はでパワーもないカイトで、ブーツを履くのもいやだと意固地になって裸足でやっていたが、何度も怪我をするうちにあきらめてブーツを履くようになった、何週間も海に出られないよりはましなのだ)何枚もショーツをびりびりにし、未だにお尻には太い傷跡が何本かミミズ腫れのように残っている。縫ってしまうと翌日海にはいれないと、ダックテープで傷をとめて入ったり、足の傷はビニールをはいてその上からテープを巻いたりとにかくいろんなことをやったものだ。リーフの穴に片足突っ込んだ状態で後ろから勢いよくスープが来て体を前に押され、穴に引っかかったまま足だけ残り膝の靭帯をのばしたこともあった。
昨日も出て行くときにズボっと足を取られ、そのときにカイトを落とし、出て行くのに苦労したが、そのあとは楽しかったので痛みを感じていなかったのだが、帰って来手鼻を歩くとふとしたときに踏み込む時右の足首に痛みが走る。ちょっとリーフに引っかかったときにねじったみたいだ。
乗ってるときは夢中で気づかなかったけど帰って来たら気になる程度に痛い。まあカイトできていたんだから、いいコンディションだったらまた痛みを忘れて乗れるのだろう。
レインズはどんなに上手い人でもアンラッキーだと犠牲になる。昨日はエアルトンも足を切って片足でぴょこぴょこ歩いていた。
彼も明日でマウイ滞在が終わり、ふるさとのカボベルデに帰る。彼のおかげでこの冬マウイローカルたちはとっても刺激をもらった。
ストラップレスでもここまでできる、反対にサーフィンに限りなく近いスタイリッシュな彼のライディングはストラップレスが、ライディングを限定するのでなく、より飛躍させることを私たちに示してくれた。来年彼が来る頃には、私もちょっとできるようになったよーと見せられるように頑張って練習しよう。
必ずしも恵まれた環境に生まれたわけではない彼が小さい頃からの夢を着々と進み続けて努力している様子は本当に見ていて誇らしい気持ちにさせてくれる。まだ17歳、これからも頑張ってほしいし、サーフィンでもスタンドアップでも彼らしいワイルドなスタイルで活躍していってほしい、ありがとうエアルトン!
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