(バハのサンカルロスでサーフキャンプのスタッフをしているジョーイーがラインナップにいてびっくり、久々の嬉しい再会)
2時半過ぎにもう一回ビーチにいってみるとちょっと風が入っていて曇っていたけど人は少ない。肩の痛みを気にしながらも出てみると朝よりずっといいしサイズもどんどんアップして来た。
(日系人のまさこサンも「仕事のあと急いで来たのー」とニコニコ)
しばらく立つと雲も途切れ、きれいなオレンジ色に染まるゴールデンアワーになり、ただその場にいるだけで幸せな気分になれる美しさだった。
(最近見かける熱心な日本人の女の子、逆光がきれいでもっといい感じで取りたかったのだが、波もいいのでそれどころではなくアウトに向かってしまった)
帰って来て日本時間で年が明ける前に原稿をどうしても送らなくちゃと仕事に取りかかるもコンピューターの前で打とうとしてばかりで、気がつくとスクリーンがNNNNNNNNNと同じ文字でいっぱいになっていたり、なかなかすすまない。1時間くらいで終わるはずの仕事が夜中の1時までかかってしまった。編集担当の方、すみませんでした。
(Kai Lenny charging)
一方カナハに波が入らなくてもウエストスウエルの場合ジョーズ方面は大きくなる。ジョーズのスタンダードにしては大きい方ではないが、充分なサイズが割れて何人かがパドルでチャージしていたようだが、とにかく今日はとんでもないサーカスだったというのが言った人みんなの意見。
16歳のチャズ木下(マット木下の息子)が削ったガンに乗る16歳のタイラーラロンド、恐るべしキッズパワー)
というのはハイク方面はずっと雨でジョーズにいく道が泥でぐちゃぐちゃにもかかわらず、たくさんの人が見に行こうとして30台くらいの車がスタックしていたために、とんでもない交通渋滞になり、波に乗るために行きたいという人までそのとばっちりを受け、クリフまで行き着けずあきらめて帰って来たというサーファが結構いたみたいだった。海の方も15台のジェットスキーが出ていたらしい。なんだかワイメアみたいに一つの波に4人も乗っている写真もあった。やっぱりパブリシティー屋台会があるとこういう弊害が出てくるというのは確か。素晴らしいことをしているサーファーたちの気持ちは純粋だし、ほんとに感動するし、多くの人に知ってもらいたいと思うけど、でもこういった混乱は20年前に誰もジョーズなんてどこにあるか知らなくて、話になすことすらタブーだった時代をなつかしく感じさせてしまう。
ちなみにせっかくの日曜日のビッグウエイブ、気合い入れてジョーズに向かったタカさんだが、この混乱に巻き込まれ、近くにも行けなかったそうで、マリコからジェットスキーで向かう何人かのサーファーたちを恨めしそうに見て、スプレックスのアウターリーフもチェックしたけど波が大きくなく、結局不完全燃焼で帰って来たらしい。
またお金が有り余ってるらしいレッドブルは今回のためにジョーズまでのがたがた道をきれいにならして誰でも気軽に入って来れるようにしてしまったらしい.タカさんは一年前ジョーズに行き着く前に車がぬかるみにスタックした経験から、ジョーズのために車まで4駆のトラックに買い替えたそうなのに『どうしてくれるんや800ドル損した』なんて言ってたけれどそういう風に派手ではないけど純粋に楽しみたい人が嫌な思いをするのを見るのは私も好きじゃない。
波がいいおかげで大掃除も終わらないし(言い訳?)、クリスマスにプレゼントでもらったドリルも試せていない。でもやっぱり一年の締めくくりをグッドウエイブで終わらせることができるのは最高の幸せだ。
2012年もあと一日頑張って波をみんなとシェアしてたくさんの笑顔に囲まれて過ごせますように。
No comments:
Post a Comment