(セールリペアをするアネット、もの静かだけれどスポーツ万能のビッグウエイブチャージャー)
昨日の夜すでにオアフはパイプラインで10ft以上のビッグウエイブが立っていたというので今日は確実にサイズアップするのがわかっていた。ベッドの横野窓のカーテンを開けるとまん丸の月が明るくイワオ渓谷を照らし出していた。暗いうちに出発。常夏のマウイも冬の朝は結構寒い,迷わずロンスプを来てパドルアウト。最初の20分はそれほど人がいなかったけれど,今日はさすがに一気に人が出て来て大混雑だった。その上自分のことを棚に上げて言うのも何だけど,あまり上手でない人がとても目立った。友人曰く、クリスマスにボードをもらった人が出て来てるんじゃないか,とのこと.なんだかわからないけどビギナーだったらもうちょっとはじっこかインサイドから始めてほしいなと思う。ベテランの年配サーファーたちがいい位置からテイクオフしようとしてるのに周りで周りを見ずに必死で漕いだり,ばったばった落ちてる人がたくさんいてやりにくそうだった。
いつもニコニコのリコ,今日もかなりたくさんいい波に乗っていた。
アネットはボードの選択ミスで眺めのボードを持って来てしまったらしいが,その分波取り合戦でかなり優位に立っていたようだ。
ウエスは波がいい時カナハで良く見かけるロングボーダー、一件怖そうだけれど,スタンドアップに対しても絶対ドロップインしないで本当に忍耐強く自分の波を待っている人,話しかけたらめちゃくちゃ優しい笑顔、ハワイアンて笑うと一気に顔が優しくなる。
最近360の練習にはまってる大柄な人
レスは 何十年カナハで乗り続けて来たのだろうか?一番いいセットをきちんと乗る彼,だからこそ,敬意を払ってスタンドアップをやってる人たちはこの人たちがパドルしかけていたらできるだけ譲るようにしたい。
波自体はかなりメローでサイズもちょうど良く楽しいのだがかなり混んでい低位波を掴むのに苦労した.インサイドにいる方がいい波に乗れたかも。
美和子ちゃんはインサイド派。女の子らしいスムーズなフォーム。
込んでるときのセットの一本目はこんな感じ、ノーサンキューという感じでセットの一本目は最初からパスしていた。ちなみに一番左の人はオーウエン・ウイルソン,最近毎日出てくる。
デヴリとスージーもインサイドで楽しんでいた。
9時過ぎ位からみんな疲れたのか、すいて来た。でも私の方も限界。午後になってもまだ風は上がらないままだったので11時頃からが人も少なく一番良かったんじゃないかな。
今日の午後はキヘイでUnderstanding Fukushimaというお話会があった。
オータムの友人で仙台でシュタイナー式の幼稚園を経営しているミキコサンが,現場での話をいろいろ聞かせてくれた.彼女は小さな旅というプロジェクトをやっていて,福島の子供達とお母さんが週末だけでも福島から脱出し、リラックスしてもらうという活動に力を入れている。嬉しかったのはそれほど大きく告知していないにもかかわらずたくさんの人が集まってくれたこと,Prayfor Japan from Mauiの活動のときも感じたけど、マウイの人達は今でも日本のことを心配し,思いを寄せ続けている.少しずつでもできることを考えてみんなで続けて行かなくちゃな,と改めて思った。
(オータムとマナちゃん、マウイの住人としてなじんでいる)
帰り道あまりに夕日がきれいなので車を止めて眺めていた。島の南側には冬来ることはほとんどないけれど,夕日のきれいさは素晴らしい。
夕日を見てたら右の方の水平線からパドルしてる人が現れた.波のないこの海の遠くから近づいてくるので,なにやってるのかなあと見ていたら,なんとビッグウエイバーのタカさんだった。
岸まで来たらそこで夕日を見てから上がって来た。仕事帰りに毎日このビーチからマアラエアまでパドルしてトレーニングしているのだそうだ。朝はプールで泳ぐらしいし、ほんとにそういうストイックなところがすごい。
やりたいこと,目標に向かうために地道な努力を続けるタカさん。日曜からまた波が上がるので今からドキドキしているらしいけれど,またいい波に乗れることを祈っている。ちゃんと地道な努力をしている人には必ず神様は遅かれ早かれご褒美をくれる。
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