昨晩寝る前の時間に日本で大きな地震が起きたというニュースを目にした。そして宮城県に津波警報が出された。自動的に2年前の3月11日のことを思い出した。多分今回は大きな波ではないにしろ,みんな避難していることだろうが,知ってる顔が次から次へと浮かんで来た。ほどなく,Facebookなどでそれぞれが,自分は無事だ,と書き込みを始めたが,津波が来る予報の時間まで,何もないことを確認するまではねる気になれなかった。
自分一人が良くても心からの幸せは得ることができない,そのことを一人一人が実感をして感じられる国でありたいと思う。
一方マウイは今日も朝から無風、こんなに風が吹かない日が続いたこと,今年他にあったかな?あと半日もあればすべてのヒートが終了するだろうから明日吹きさえすればなんとかリザルトはでるはずだけれど,カイトコンテストのオーガナイズ側はやきもきしていることだろう。
何しろ4戦あるうち最後まで終わったのは1戦だけなのだ。マウイなんて普段ならいやというほど風が吹き続けるのに,なぜか大会となるとこんな風にぴたっと風がなくなることが多い。
今日は他にもジョーズに面した崖っぷちでジョーズパドルインビッグウエイブコンテストのオープニングセレモニーがあった。ワイメアのエディーのようなスタイルで3ヶ月間のウエイティング期間の間のどこかで行われ,選手が招待されている。招待選手リストにはケリー・スレーター、ジョンジョン・フローレンス、カラ・アレギザンダー,シェイン・ドリアンなどビッグネームと一緒にジョーズで最初にパドルサーフィンを始めたマチェロやユーリ,この大会の実現に力を尽くしているイアン・ウオルシュ,そして最近注目株のローカルライダー、マット・メオラ、アルビー・レイヤー、ビリー・ケンパー、カイ・レニー達も名を連ねている。
本番どれだけのパフォーマンスが見られるのか楽しみであると同時に,何の事故もないことを心から祈っている,何か一つでもうまくいかなかった場合命に関わるほどの大きな波,パワーに関してはワイメアの比ではないのだから。
個人的には3ヶ月マウイにいたかおる、靖夫妻が日本に戻ってしまった。彼らは私が困った時いつでもさりげなくサポートしてくれ,私が気がつかないことまでいろいろ気を回してケアしてくれる。そして海で一緒にカイトをしてくれる大切な友人。飛行場まで見送りにいったら,これからいなくなってしまうことが実感としてわいてきてとっても寂しくなってしまった。今年もいろいろありがとう,今度は日本でね!
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