Windmail Diary
風と波と雪を追いかけて、体も気分もあっちこっちに飛んでいく、岡崎友子の放浪日記
2012-08-30
8月30日 水の癒し
丹沢は何度来ても癒される、普段海が近い生活なので山に来るととても新鮮だし、川の水って本当にさらさらで体がすっきりする。その上水温も冷たいので暑い夏には最高、避暑とは良く言ったものだ。今日の下界はきっと猛暑だろうけれど、丹沢だと日陰にいればとても過ごしやすい。足を水につけながら本を読んだり、いろんなご飯を作ってみたり、流木や可愛い石を探しにうろうろ歩いたりして過ごす、スケジュールがいっさいない、そしてメールも携帯もインターネットもない一日って実はとっても自由で贅沢。
朝早くおきだして、早めに帰るつもりだったのに、結局満足してそろそろ帰ろうという気になったのは夕方4時過ぎだった。何もないけど何でも楽しめる、キャンプの良さはそんなところ。私にとっては時間に追われることなく本が読めるのが一番うれしい、今日は前から少しずつ読み進めていた鎌田慧さんの「原発列島をゆく」(新潮社文庫)を読み終えることができた。彼が書いているようなことが日本中で何十年も起こっていることを今の私は理解できるようになってきた。人間の弱さ、そして強さについて考えさせられる。
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