７月５日 Ｔｅｓｔｉｎｇ ｂｏａｒｄｓ

今朝も朝からサウスへ。着いたときにはシークレット（というわけでもないが普段は誰もいないスポット）のはずなのに大勢はいっていたのでびっくり。でも沖に出てみるとほとんどみんな知り合いだった。私と入れ違いにかラマたちがビーチに戻っていったので、結局６人くらいで交代交代で波に乗ったけど、なんだかいまいち（なんて贅沢は言ってはいけないが）前回のうねりとはぜんぜん違ってクリーンじゃないし、クローズアウトしがち。その上オンショアが吹いて海面がばたばたしてきた。
サイズはあるし、混んではいないので結構何本も乗れるからついついまた沖に行ってしまうけど結局１０時前にはオンショアがきつくなり、終了。今日もスタンガンに乗ってテストした上、ランディーもずいぶん乗っていろいろ感想を聞かせてくれた。自分が感じていたことがランディーの感想を参考にすると、ああやっぱり、と確信に変わったのですごくよかったかな。

後半はカイトのニューボードをテスト!とノースに帰ってきたが、今日も雨交じりで風が安定していない。吹いてないわけではなく、たぶんカナハだったら十分乗れたんだけど、残念。とはいえコンディションが安定するまで待っている時間もないのでそのままスルーして家の片付け、ごみ捨てなど。

夜は友人宅 で持ち寄りパーティー。数日前は日本人同士、今回はみんなアメリカ人。トレーシーはおそらくマウイで一番仲良しのアメリカ人、家も結構近いのに、お互い出不精なので一緒にご飯を食べたりあったりすることがほとんどない。そしてパドル仲間（というか師匠）のデビン、そしてとレーシーの親友でもうすぐカナダに帰ってしまうサンディー、二人の男の子の母親なのに、いまだにかわいらしくて私なんかよりずっと社交的にいろいろ出かけているベリンダ。それぞれ野近況を話しながらも最終的に日本の被災地や放射能のことにとっても興味を示してくれ、いろいろ質問された。でも私も本当に放射能がどれほど今危険な状態なのかわからない、一部でいわれているほどのことではないと思いたいけど、なんだか最初のころよりどんどんニュースも悪くなっているし、実際東北の人から聞くとなんだか落ち込むような話が聞こえてくる。

自分はいろいろわからないことが多いし、どの情報を信じていいのかも良くわからないので、最近偏った 面だけ見るのはよくない、経済のことも考えなくてはいけないといわれたばかりなのだが、本当に１００人いれば１００人の違う立場があり、それぞれがいろんな思いを持っていることを実感する。常にフェアな姿勢でありたいと思っていても自分も知っている世界をどうしても基準にしてしまいがちだから気をつけないといけない、とはいえやはり私は命と安全と信頼を優先したいけど。