今日は撮影の仕事を手伝うことになっていたので朝早くにサウスへ出発。先に行っていたランディーがすいているスポットを昨日教えてくれたのでそこからパドルアウト。アースで二強は二人先に入っている人がいる、あれ、そのウエめちゃくちゃ上手い!と思いながら近づいていったらカラマとジェイミーミッチェルだった。そりゃあ、うまいはずだわ。
セット間隔は長いけど大きなセットはクローズアウト気味、それより一回り小さ目のものが一番面白かった。何よりカラマたちが上手いので見ているだけでテンションも上がるし自分もプッシュしたい気分にさせてくれる。しばらくたつと小柄なパドラーが二人必死にこぎながらやってきた。カイレニーと弟のリッジだった。
あれ、、あとで10時に会のうちで待ち合わせて撮影するはずなのに彼らもここに来てるのか、立ったらこっちにそのままいてカメラマンに来てもらったほうが彼らも面倒でなくていいのでは、と思ってそう話したら、忙しいカイはこのあと9次からすでに一件仕事があり、ノース側に戻らなくてはいけないらしい。売れっ子は大変だ。
カイとリッジは二人で一緒の波に乗り、 リッジはパドルにつけたカメラをカイのほうに向けながら波に乗り、カイはその目の前で360を決めたり、ホップしたり、ばしばしリッピングしたりと大忙し、二人でとっても仲良く楽しそうにやっていた。
ジェリーさんの語録に
『ベストサーファーとはその中で一番楽しんでいるサーファーのことだ』というのがあるけど、確かに好きこそものの上手なれ、そして楽しいからいくらでも練習できる、だから必然的に上達するということもいえるかも。
カイはジョーズモ巨大なチョープーもやるけどこんなしょぼいサウスの波でもほんとに楽しそうに乗る。それも昨日どこかから帰って来たばかりなのに5時起きで!やっぱりすごい人は違う。
10時にスプレックスのカイの自宅でトレーシーと合流。カイとリッジのポートレートの撮影の手伝いをした。カイは撮影に慣れているのですごく協力的だったが、二人とも早起きですでにスタンドアップを何時間もやってきたので疲れていたし、眠そう。その上もう一度サウスに戻って乗りたいという気持ちが見え隠れしたのでなんだか申し訳なかったが、トレーシーもそんな状況のなか頑張ってくれたし、カイのプロ意識には頭が下がった。
3箇所移動しながらいろいろポートレートをとり、その後今度はサウスでライディングが撮ろうかということになり、移動。
結局撮影するほどのものではなかったので、解散、私は風が弱まり始めていたサウザンピークスに大急ぎで向かった。
久々にいい波のサウザンピークス、さすがにいい波だしほんとに楽しい。いつもはちょっとした海に出ないおじいちゃんたちも今日はかなり何度も出てくる。そしてみんなにっこにこ。
残念ながら二人ほど空気が読めていないスタンだアップパドラーが来て、せっかくのいい雰囲気を台無しにしたうえ、たくさんドロップインしてサーファーの間ぎりぎりをすり抜けたりしていたおじいさんにサーファーのおじさんがちょっと注意したところ、逆切れ、『もし俺がいることに問題あるならお前がここから出て行けばいいだろ』なんて言い放ったものだから、もうおわたしも悲しくなった。注意した人だっていいたくて行ったわけではないだろうし、たぶんそこにいたみんなが同じように思っていたはずだから、層だったらスタンドアップをやっている私やもう二人のスタンドアップ(この二人はまったく問題なく、必ずサーファーの邪魔にならないよう、波も譲るのでそれまでは全体的にいい感じだった)の人間が言うべきだったかもしれない、でもそういうことは誰だっていいたくは無いのだ。
その後もう一人膝漕ぎで出てきて、ピークに着いたとたん一本目の波に立てひざのままテイクオフし、それだけでなく、そのままインサイドにいたロングボーダーの女性にぶつかってしまった。
もうこれでサーファーは待っていましたとばかり、出て行けコール、私も残念だけど言われる前にそのピークからはなれた。
かなり気を使っていても、一人そういう人が入ってくるだけでスタンドアップへの反感が完全に大きくなってしまう。悲しいものだ。
しばらく隣のペナルティーボックスで波に乗ったあと人が減ってきたし顔ぶれが変わったようだったのでメインのピークに再び戻ると、やっぱりこっちの波は最高。結局くたくたにもかかわらず5時過ぎまで乗り倒してしまった。太陽が傾き日の光が優しい色になり、海全体が本当にきれいで波は最高。久々にもう動けない、というほど疲れきるまで海にいた。
幸せな一日。
最近写真が無いので防水カメラを日本で落としてしまったため。ウオーターショットを撮りたいからまたほしいんだけど今までずっとほとんどオリンパスだったけど他にもいいカメラあるんだろうか?
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