朝一番波があるとの予報だったので出ていってっみるがちょっと期待はずれ。でもでないよりは水につかるだけでも気持ちがいい。その上天気も最高。スタンドアップパドルだとウエットな市ででている人もけっこう増えていた。
いったん上がって朝食を食べ、12時から岡夫妻のスタンドアップレッスン。岡さんたちとはマウイでのお友達、共通の友人もものすごく多いし、横浜に住んで入るものの、マウイにしょっちゅう来るのでマウイローカル的な仲間でもある。だからレッスンなんて必要ないのでは、と思ったが、確かに正式にレッスンを受けると教えるほうも受けるほうもかなり真剣に鳴るし、どんな人でも何かしら今までと違う発見や学びがあると思うので、受けてもらうことにした。
まずは長距離を漕いでる間にフォームの矯正。
パドリングのフォームに関しては今回レッスンを受けてくださった経験者の人はみんな少なからず自分のフォームが間違っていたことにショックを受けていたようだ。
実は私も最初に指摘されたとき、その悪い癖がなかなか直らず、直るまで本当に違和感があり漕ぎにくかった。でもカラマ大先生の言葉を信じてフォームを変える努力をしたら2週間でダウンウインドのスピードが見違えるように変わったのだ。実際今回もかなりレベルの高いスタンドアップレーサーの直樹君のパドルのフォームを多少矯正したけど、そのフォームに直っていたらそれが絶対にパドボグランプリで成果を出すと信じている。
休みの日は冬でもほとんど海に出ているという岡夫妻、だからスタンドアップでもサーフィンでも小波でもちゃんとした波でも何でも乗れる。そしてとっても思慮深いライディング、人に嫌がられないように気を使うばっかりに控えめすぎてなかなか乗れないチーちゃん(奥さん)はショルダークイーンと呼ばれる私に似ているかも。私も人が多ければ多いほど端っこに行ってしまいぜんぜん波に乗れなくなってしまうのだが、かといってピークの人が多いところにはいけないのだ。
混雑しているときは確かにそうすべきだけれど、チーちゃんの場合はもうちょっとアグレッシブに、秋さんは波のテイクオフも波乗りもばっちりなので誰かが逃したときその波をクイックにとるターンの仕方や目線など意識してもらった。
小さい波だったけれど、少ない人の中で十分練習になったし、二人とも本当にサーファーの人に気配りをするライディングだったので100点満点。とにかくサーファーが多いところには行かない、そして少ないときも大げさなくらいサーファー優先で譲りまくることがスタンドアップをしていて嫌われないようにする鍵だと思う。
同じピークに何人かのスタンドアップビギナーの方がいたけれど、悪気はないのだが座った状態でテイクオフし、コントロールが聞かない状態で波に乗り、ほかのロングボーダーの人が置くから乗ってきた波にドロップインしてさらにぶつかりそうになっていた。悪気がなくても避けられない間は波に乗れなくてもピーク付近に入るべきではないし、そういう意味でもまずは始めてからしばらくの間は波の中にはいらずに長距離を漕ぎまくり、たって漕げるようにすることや、板のコントロール、クイックナ方向転換が出来るようにするのは大切だと思う。そしてそういうことをスタンドアップパドラー同士で注意しあうべきだと思う。
知らない人に注意するのは注意する法だって嫌なのだ、でも言わないでいるとどんどんルールがぼやけてしまい、遠慮や気遣いもなくなる、ラインナップにそういう人が一人いるだけで全体の雰囲気が悪くなるので、それを考えたら事前に自分たちで注意しあうことが大事だと心から思うし、上手な人は上手なほど人に波を譲って見本になるべきだとも思う。
後半はオンショアになり、沖から帰ってくるときはプチダウンウインド。フラットウオーターのパドリング、波乗り、ダウンウインドといろんな練習が出来て実りあるレッスンだった。
2ランドもやってくたくただったのに、やっと昼休みで自由になった一平君とぶつかり、またもや海にユーターン。
オンショアでばたばたの海面だったけれどちょっとな実りも出来たし、こういうジャンクコンディションの練習も悪くはない。
ということで一日中ほとんど海にいたおかげで夜は足はがくがく、肌がぴりぴり、食ったくっただけど、充実感でハイな気分。
明日は材木座でパドボグランプリ、私はぎっくり腰が感知していないのででられないが、みんなの応援に行く予定。フレンドリーで楽しいイベントなので大好きだ。
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