4月の３０日 クララの気分

なかなかぎっくりは回復せず昨日も熟睡できない夜を過ごした。今朝は小学校の同級生であり整体師の設楽君が朝わざわざ来て見てくれ、お腹の筋肉をほぐしてくれた。その後パドル仲間のモエちゃんが進めてくれた小町通治療院の江川先生のところへ。まともに歩けないので仙人のような大げさな杖を突きながらタクシーで行った。はずかしい。

江川先生はマリナーズでトレーナーとして働いていたほどの人でスポーツ選手のケガや故障はお手のもの。杖にしがみつきながら歩いていた私が帰るときには支えなしでゆっくり立ち上がったり座ったりすることもできるようになっていて、アルプルの少女に出てくるクララの気分だった。

そして夕方はジャワさんの施術。彼のはタオ指圧というものだそうだけれど、すごくエナジーワーク的要素が強い(少なくとも私にとっては）
うまくいえないけど毒素が足や手の先から体外に出て行く感覚のなか、終わったら水泳をしたあとのようなボーっとした感じだった。

ゴールデンウイークでお客さんも多く大忙しの蕎麦屋梵蔵、友子ＤＮＳ（レース用語でＤｉｄ　ｎｏｔ　ｓｔａｒｔ，スタートできないとかする前に終わったとか、ちなみにＤＳＱはdisqualified,失格)の変わりに急遽、というか無理やり助っ人で来てもらったよしこちゃんは、飲食の仕事をやったことがない私なんかの何十倍も接客力がすばらしく、てきぱき動ける人。結果オーライというかお店のためにはマッチベターであったかも。

スタッフはみんな大忙しだというのに、一人何もせずベッドで寝ているのはほんとに申し訳ない気持ちなのに、その上忙しい仕事を終えた後、また歩けるようになったお祝いに、と皆で巻かないが一緒に食べれるよう(私は寝ながら食べていたので)一人一人が丁寧に一品を作ってくれてものすごく豪勢なまかないディナーを用意してお祝いしてくれた。
なんか情けないやらみんなの気持ちがうれしいやら。忙しいときに手伝うどころか足手まといになってしまった私に嫌な顔一つせず、がんばってるスタッフを見るとほんとに感謝と申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
早く良くなってあちこち動いて、へたくそにできることを一生懸命やって恩返しがしたい！

お隣に住む女の子は自分用にたまたま買ってきた入浴剤をお風呂でヨークあったまって直るように、とくれたり、なんだか今日は朝から晩までいろんな人の親切攻撃でちょっと感情過敏、涙腺緩め、である。みんなほんとにありがとう。

一人で歩けるようにはなったけど長い間たっていたり座っていることは苦痛、早くクララのように思い切り野原を駆け回れるようになりたい。

でも落ち込むと直りが遅くなるのでＳｔａｙ　ｐｏｓｉｔｉｂｅ，．．．