まずは明日のご連絡。日本時間11日の午後、こちらでは10日のサンセットにキヘイのカラマパークに皆で集まり追悼の祈りをささげようと思います。
東北のみなさんが今日この日をどんな気持ちで迎えているのか、私には想像すらできない。たいした力になれないけれど、みなさんの心の傷が少しでも癒え、少しでも普通に近い生活に戻る日が近づくよう、心から願っているマウイの仲間たちがたくさんいます。遠く離れたマウイにいて何もできない気持ちもあるけど、せめて心は日本とひとつでありたい。
海から日本に向けて祈りを送ります。一年は区切りであってまったく終わりではなく、これからだ、という意識を私たちも持って、忘れることなくマウイからみんなでできることを続けていきたい。
昨日の晩から家の周りは雷、ごうごうという強風で大荒れ。島中そうなのかと思っていたら、こっちはものすごい風なのにカフルイは無風。サウスイーストの風だというしるしだ。カナハのウエブキャムを見ると波はけっこうあるし風もない、人も少なくすごく良さそう。
でもこれだけ吹いているから私がつくころには風がカナハまで届いてしまうことだろうとあきらめモードで家にいたのだがいくら立ってもカナハに風が吹かない。結局10時ごろだめでもともとで行ってみるかといってみたら、それでもまだ風が吹いてなかった、それだけでなくそれまではけっこうオンショア気味の無風だったのにごく弱いオフショアになり、波のシェイプまで良くなってきた。
ラインナップには5,6人しかいない!そのうちの一人は毎年冬に来るウインドサーファーの庄内さんで、彼もニコニコだった。
波はいくらでもあり、下手するとけっこうセットには待ってアウトに出れない、でもセットに乗るとえんえんと乗れて戻るのに時間がかかるほど乗れる。
ここ数週間ずっとスカを食らっていたので、やっとご褒美がもらえた!とうれしかった。
風がいつ上がってきてもおかしくない状況なのに、結局本格的に上がってきたのは1時過ぎ、混雑ゼロで十分楽しんだので気分良く上がってくることができた。
風が上がってきたとたんものすごく強くなり、アウトはメンズは7mでオーバーなくらい。そしてサウスイーストの風特有のモーレツガスティー。悩んだ末、カイトはやめておいた。
その後2回もバイクタイヤをパンクさせたロブをレスキューしに、島の裏側(ホノルアとワイルクのあいだあたり)までドライブ、こんなところ、20年以上ここにいて2回くらいしかきたことがない。
夜はオータムが道で売ってたマグロを買ってきたのでそれをさばいてお刺身などマグロ尽くめの夕食。オータムはマグロが赤身だということを知らずに、エー赤身だったら生臭くて食べれない、というので、せっかくの刺身にできる新鮮な魚を一部彼女のためにわさびバターでいためて出した。あーもったいない。彼女は牡鹿半島の漁師の家の息子と結婚したというのに魚介類が苦手なのだ、これこそ、あーもったいない、だ。
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