この間庭を歩き回ったときに隠れたところにすでに熟したコーヒーがたくさんあることに気づいたので昨日収穫、今日は水につけておいた実を抜いてコーヒー豆を取り出し、干してみた。水につけてあった皮が少しだけやわらかくなり、力強くつぶすとピニョットなかから豆が飛び出してくる、それがなんか気持ちよい。枝豆を食べるのにさや押すときの感触と似てるかな。
どんなものでもそうだけど自分で作ったりとってみようとするとどれだけ大変かが良くわかる。釣りをしてみて、もう魚が高いなんて文句は決して言うまいって思ったし、野菜も安いものには安いなりのわけがあったりすることを理解するようになった、いや、食べるものだけでなくていろんな安い商品もそう、まじめに人間が作っていたら、そんなに安い値段でできないはずなのにっていうものがたくさんある。そういうものの裏にはとてつもなく安い賃金で人をこき使っているサードワールドの労働やら、遺伝子組み換えや恐ろしい薬品など、今の地球が抱える大きな問題が隠されているのだ。
お金がないからついつい安いものを買ってしまうけど、自分でやってみると、こんな簡単なことでも何かを商品のするのは大変なんだと納得できる。それにありがたみを感じるから無駄に使ったり大量に消費しないようになると思う。
このコーヒーだって、いろんな作業をしてできたら、大事に大事に飲むと思う。。というわけで庭でコーヒーの皮むきしながら鶏と会話し、世界を考えた午後でした。
今日もコナウインドが強い、夜メインランドから仲良しのロブが到着。彼は冬バハでスクールバスを改造したもので生活しながらサーフィンし、夏はアラスカやジャクソンでマウンテンガイドをして働いている。が、今年は膝の靭帯を切ってバハにはいけず、やっとサーフィンができるくらいに直ってきたのでマウイにやってくるのだ。
来週には共通の友人であるクレーマーも来る予定、にぎやかになりそうだ。
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