2011-09-01

8月27日 本吉の三浦さん in 鎌倉

(雅紀与ちゃんwith ぶんちゃんとトールマンatASIA)
朝2時半に目が覚めて、まだ早すぎるなあ、ともう一回寝ようとしたら電話が鳴った。同じくらいエキサイトして朝を待っていた一平君からで、待ちきれないから暗いなか海をチェックしに行くというのでお付き合い。さすがに真っ暗で何も見えない、月が出てればまだできるだろうけど残念ながら新月間近。でも雰囲気からしてもそれほど大きくなってはいないようだ。結局4時前に出艇。出て行くと沖はまだ暗かったけれどそれでも3人くらいすでに入っているサーファーもいたし、出て行こうとしているサーファーも数人。みんなサーフィン好きすぎ!

暗くてセットが良くわからないながらもアウトに出て、何本か波に乗った。かなりダンパーでただテイクオフしてダンパーに当て込むくらいしかできないし、何より30分しないうちにものすごい込み合い方になってきた。そろそろ上がらないと顰蹙かな、と思って上がったが、そのころにはテイクオフしてからインサイドを見るとピンボールマシーンのようにあちこちにサーファーがいてそれをよけるのが大変なくらい。
これではほんとに誰も楽しく思ったようなライディングはできないだろうなあ。

昼間はたまりにたまっている写真の整理や仕事をやリ、夕方から海へ。
本吉のお祭りで一緒だった吉川さんと待ち合わせしてまずは海の家出の雅紀与チャンライブ、と思っていたけどスタートが遅かったのでほとんど見られず。本吉から来ている三浦さんたちからも連絡があり、合流してその後材木座のお蕎麦屋さん、梵蔵へ。
三浦さんは、私がかかわり、とことんその場所と人たちを好きになった本吉の前浜や大谷海岸エリアの災害対策センターで中心になって働いている。震災以来休みは一日とったのみ。喘息まで出てしまい咳がつらそうだった。気仙沼で塾の先生をしていたけれど震災以降は地元で災害センターの中心となって猛烈に働いている。家もすっかり流され家族も失い、本当に大変な状況のなかみんなの中心になり、みんなの不平や痛みを受け、部落をまとめてきた彼には本当にほっとする場所も余裕も、時間もない。梵蔵の一平君も彼に心から楽しんでもらいたい、鎌倉で完全にリラックスし楽しんでもらいたいと心をこめてお蕎麦を打ち、いろんなメニューを並べ、もてなした。でもなによりすばらしかったのはデザート、彼が声をかけて海の家でライブをし終わった雅紀与ちゃんとトールマンが来てくれてプライベートライブをやってくれたのだ。
トールマンのオリジナリティーあふれる、そして独特のユーモアに笑わせられっぱなしの歌、そして雅紀与チャンの地球から沸きあがってくるようなパワフルな歌声。そちらもすばらしかったし、それを見ている三浦さんのうれしそうな顔は。今日という日を本当にすばらしいものにしてくれた。

考えてみれば三浦さんが取った唯一の休みが一緒に行った石巻のお祭りで、それがきっかけで鎌倉とどけ隊ともつながったのだ。
鎌倉とどけ隊とのつながり、そして私たちの友情がこれからもさらに強く固くなりますように。

明日はさらに波が高くなるはず、もうくったくたで眠いけれど、明日も3時起きでみんなが出てくる前に暗闇で波に乗ってやるぞー。

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