今日はマリコからのダウンウインドパドルレース。朝早くマリコベイに行くと大勢の顔なじみが集まっていた。日本から帰ってからも忙しくてなかなか海に行ってなかったのでみんなに「どうしてたんだ?」とか「久しぶり!」とか声をかけてくれる。こうやって見るとほんとにマウイってみんな海を楽しんでるなあと思う。
今日のレースはシリーズ戦でトリプルクラウンと呼ばれるもの、今日は普通のマリコからカフルイハーバーまでのレースだが第2戦はマリコベイからホノルアベイまで(半島をぐるっとまわり込んでいく)21マイル、そして第3戦はホノルアからモロカイ島までの27マイル、今までマリコからカフルイハーバーの11マイルが一番の長距離である私にはかなりの挑戦になるが今年はマウイからモロカイの第3戦は出ることにした。サポートボートが一人一定必要なのでそれをチャーターするとそれだけで500ドルもかかるので二つでるのは無理。だったらモロカイにいったほうが後でモロカイ観光もできるしいいのではないかと考えたのだ。
それはいいとして今日のレース。長いほうのボードの修理が間に合わなかったので12フィートクラスで出たが、反対にこれはいい選択だったかも。というのもUnlimitedクラスは強豪ぞろいだから。まあ、どちらにしても自分のベストを尽くしてやるしかない。
スタート後私は風上キープで沖へと伸ばしたが、そのあいだに選考グループはどんどん見えなくなっていった、なんだか最後尾にいるような気になってきた。周りにエリートクラスのレディースが結構いたのでとにかくこの人たちにくっついていけばまあまあいいところまでいけるあろうと頑張っていたが、最初のうちは風も弱く、なかなかグライドしない。パドル力では彼女たちにはどうにもかなわないので(ワンマンカヌーや6マンカヌーをやってる人が多いのでパドルの基本ができている)とにかく風が上がってきて波が出ないと始まらないなあ、と思いながらも必死でこいでいた。
途中から波が少し出てきてグライドしやすくなり、そうなると結構楽しく進んでいってくれ、何人か抜くことができた。(こちらエリートクラストップ3、優勝16歳のコナー、2位リビオ3位SICのマーク。レディースもメンズも上位は全員SICのボードに乗っている)
まあいつも思うんだけどダウンウインドは人との戦いではなくて自分との戦い、いかに集中力をキープするか、一つ一つのグライドを丁寧につなげていくか、そして最後まで力を抜かない、とくに課フルイハーバーに入ってきてからが一番きついのだが、そこで方がパンパンになるほど漕いだ。
I am dedicating my water time to all the people in Tohoku and new friends I made in Japan 。そう自分に言い聞かせて力を出し切った。(レディースのトップ3)
もちろん一番ではなく、いつも男性の中に入ってもトップグループで入ってくるアンドレアがレディースは優勝、そして2,3位もいつも同じメンバーのタリアとデヴィン、この辺はいくら練習しても勝てる気がしないほど速い。でもいつも抜けなかった人を何人か抜くことができた(それも短いボードで)だからよしとしよう。結果はクラス別では優勝。全体では何位だったのかが気になる我、まだ発表されていないのでわからない。
次は再来週のモロカイだ、頑張って体力つけてトレーニングに励まないと、今度は27マイル、43キロちょっと)の海峡横断、生半可の気持ちではフィニッシュできないから。
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