朝やることがありすぎて頭がパンパンになっているところにパタゴニアの森けんから電話。7時前だったと思うけどいつものさわやかな声で「今日どうですかー海行きませんか?」
「うーん、もう海なんていってる場合でもいける時間もないんだけど、、、」でも森けんと海に入ることなんてめったに出来ない、彼だってめちゃくちゃ忙しいはずなのだ、二人とも1時間だけ一緒に海に入ることにしてうちに来てもらい由比ガ浜で入水。
今日は海を見にすら行ってなかったけど、実はちょっと波が入っているではないか!
そのうえがらっがら。普段50人入っているスポットに5人くらい、私の家の前はぽつぽつと2,3人。これなら邪魔にならずに出て行ける。私はウエイブ用のスタンドアップを持っていなかったのでディスタンスボードっだからぜんぜん曲がらない。鎌倉でそんなに波が立つことは少ないし、波が立ったらサーファーが多すぎて波のあるところにはいけないから、今回は余り海はいる暇もないしいいや、と思っていたら、こんなことになって、ああ、ウエイブボードあったらよかったのに。森けんはプロのロングボーダーでもあったくらいだからめちゃくちゃうまいのだがスタンドアップはキャリアが浅い、もうこれだっていう波に乗ろうとして肝心のときに頭からおっこってみたり、なんだか結構笑えたけど、私も人のことは言えない、とにかくぜんぜん曲がらないボードで岸まで行くとフィンを折るので途中でぼちゃんと落ちるしかない。でもお互いを笑いあってそれが楽しかったし波は結構よかった。それにもりけんは波に乗りさえすればこっちのもの、しっかりノーズライドなど決めてあのダンパーな由比ガ浜の波でロングライドを決めていた。
ほんのちょっとのあいだだったけど大事な友人との大事な時間を海で過ごせてすっかり気分がよくなった。彼も被災地のサーファーたち、ディーラーさんたちと多くコンタクトを取り、みんなが鎌倉に来てくれるとホスト役で歓迎しているようだが、復旧作業が大変で、何もなくて。とても波乗りの状況じゃないのは良くわかるけど、もしも一日でもオフをとってどこかの海に入ることが出来ればたぶん翌日はいつもの1.5倍働けるんじゃないだろうか、それくらい海の効果は大きいと思う。きっとみんな海に入りたいだろう、波に乗りたいだろうに。そのことを思うと心が痛む。
さあ、気分よくなって家に戻ってきたはいいけど現実に戻る。昨日終わらせなくてはならなかった原稿がいまだに終わらず、そのあいだに数分おきに電話がかかってきたり、かけたり、やることが目の前にどんどんかさばっていく。
でものこのセットをクリアすれば目の前に青い水平線ときれいにピーリングする波が広がるのだと信じてがんばるしかない。やれることはいっぱい、やりたいこともいっぱい、でもまずは目の前にある出来ることを一つ一つこなしていくしかない。
フェイスブックで呼びかけたけれど、物資とどけるのに送ってもらえる方がいればぜひあさっての午前中までウェつけていますので送ってください。
引き続き野菜、そしてお酒、飲み物(ソーダ類)おつまみ、特産物、化粧品、などは喜ばれます、また女性サイズ、キッズサイズの長靴、梅雨に向けて河童やレインコート、大工道具や工具、生鮮食品ビーチサンダルも需要が多いです。服は新品のみでお願いします。
そのほか細かいものでも大体なんでも喜ばれますのでどうかなあ、と不安な場合は連絡してください。
送り先
〒248-0014 鎌倉市由比ガ浜4-11-23
岡崎友子
(0467)22-1628です。5日の午後鎌倉出発ですので近くの人は直接届けてくださってもオーケーです。
Thank you so much for your help and kindness!
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