(nice shirt Lukas!)
一緒に住んでいるアンドリューの具合がよくならず、それが今私に移ったら大変だとびくびくしている成果、それとも歯を抜いたのに風のないコンディションでダウンして体力を使ったからか、今日は朝から体調がいまいち。体の節々が痛いしちょっと寒気がして風邪ひき始めの兆候。いや、心配しすぎの気のせいかもしれない、と自分に言い聞かせながらもやっぱりだるいし、今ダウンしたら日本に帰るのが大変なので休むことにした、先週まではいろいろ頑張って今週にはいったら付け焼刃でもレースのために集中して練習って思っていたのに、そううまくはいかないものだ。結局何事も普段から地道にやっておかなくてはだめだ、ということだろう。(その上風まで落ちてきてしまった。レースも弱い風の中だったら困るなあ)
お昼ごろユニスから電話があり、ミュージシャンのルーカスとのランチに誘ってもらった。ルーカスはまだ若いのにほんとに心の優しい感じのいい青年。お父さんのウイリーネルソンもあんなに有名なのにほんとにチャリティーや支援活動に熱心だし、マウイでもいろんなファンドレイザーにかかわったりしている(日本を支援するKOkua for Japanコンサートにも出演していた)。そんな環境で育ったからなのか、ぜんぜん傲慢さも高慢さのかけらもない。
彼の演奏を始めて聞いたのは5,6年前だろうか、ジャックジョンソンがオーガナイズしたKokua Festivalでのこと、まだ17歳だった彼はウイリーネスソンのバックとしてドラムの弟と一緒に出演しジミーヘンドリックス張りのギターソロで観客を圧倒した。とっても印象に残っている。今はPromise of the real
という彼自身のバンドでアメリカ中ツアーをして回っている。「The ocean takes earth」という曲をウエブ上でダウンロードするとその売り上げはすべて日本とその後に起こったアメリカの竜巻の犠牲者たちに送られるようになっている。その曲は地震が起こる数日前に作った曲らしいのだが、自分でもその偶然に鳥肌がたったと言っていた。そして日本にもぜひ行きたい。またもし必要であればもっと曲を作って寄付してもいいし、自分の曲や自分ができることがあればどんどんしたいと言ってくれた。彼のようなサーフィンやスケート、音楽を楽しむ、若い世代のファンを持つ人がそうやって動いてくれることでさらに多くの若者が動く、そんな影響力を持つ彼のオファーにはほんとに感謝の気持ちで一杯だ。
ぜひ多くの人に彼の音楽をチェックしてほしいと思う。(特にthe ocean takes earth 、ダウンロードお願いします)
"Our name, Promise of the Real, comes from trying to do it the real way. That's what my goal in life is - to stay human, stay real, stay humble, and stay grounded for the rest of my life. I've learned a lot from my dad. He got me my first guitar when I was 12 and taught me chords, but I also learned by his example of how he lives his life and how he keeps his humility."Lukas Nelson
紹介してくれたユニスもそう、若くてきれいで、その上純粋でひとなつっこく、ほんとに優しい女の子、どうやったら彼女のように育つんだろうねえ、と私の友人たちのあいだでいつもほめられている。マウイに限らないかもしれないが、ここの子供たちはほんとに素直で自然な子が多い。ちょっと突っ張っててもそれはほんの表面であってそれがとれるとほんとに純粋で優しい子ばかり、マウイの自然とともに暮らしているとそうなるのかな。
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