朝いつもと同じくらいの時間に起きて7時前に出発。途中トウバをピックアップし、津村さんの滞在先にボードをドロップした後空港へ。今日から2週間カウア イ島にいくのだ。ところが今日は朝からまったく風もなく、昨日は巨大だった波も急激にサイズダウン、カナハは一日いいコンディションが続きそうな感じで、 何も今日行かなくてもよかったなあ、飛行機に乗ってる時間カナハでサーフィンできたなあ、などと往生際が悪かったが、カウアイにお昼前に到着するとこちら も晴れてていい感じ。波も十分ある。
去年最高に楽しかった思い出があるポイントに行ってみるとそこには3,4人しか入っていなかった、そ してセットは十分オーバーヘッドはある。岸から遠いので小さく見えるけれど沖に出るとさらに大きく、ほれていてすばらしい波だった。、ここはレフトのほう が掘れてスピーディーな波なのだが、去年は人も気になったし、自分もバックサイドが苦手でいつもライトにしか行っていなかったが、今回は人も少なくレフト の波もたくさん乗れた。去年私たちがきていたことを簿得ていてくれた人が何人かいて、すぐにフレンドリーに声をかけてくれた。この雰囲気が最高で去年のカ ウアイトリップが忘れられなかったのだ。(でもフレンドリーで最高だなんてみんなに言いふらさないで、「噂どおりローカルは怖くて最悪だった」って広めて くれといわれたが)
波がいいのもスbらしいけどこうやってローカルの人が親切にそして一緒に波をシェアさせてくれることは最高の喜び。結局初日からくったくたになるまで乗り倒し、その後雨の中友人宅へ。
ボ ブウエブスターは、雪山の友人、初めて会ったのはアラスカの山の中、彼らはジャクソンホールから着た3人のスキーバム(一人は今有名なカメラマンとして活 躍しているGVDことGreg Von Doesten、もう一人も今でも付き合いが続いている)私たちは4人で巨大なモーターホームに住み、彼らは今にも壊れそうな場に大柄な3人が詰め込まれ るようにして生活していた。ABAのヘリパッドのすぐ前に陣取ってお隣さんだった渡した市はどちらも山に上がるタイミングを逃さず一番乗りできることが優 先順位のトップだったのでその場所に基地をおいていた。天気が悪いときや風が強いときは何もできないので話をしたらイ一緒にすごすことも多かったが、ボブ は大きな体だけれどとってもおとなしい熊さんのような人だった。ジャクソンホールで過ごすようになってからも毎日一番のトラムに並んでいるときに顔を見か けたし、トラムラインで頭からつま先まで真っ白にパウダースノーをかぶったすがたでニコニコ次のトラムをまっている彼はいまだによく覚えている。スポン サーや写真撮影、大会などにはまったく興味を持っていなかったがすべることには誰よりも熱心な一人で、リフトから見えr大きなクリフの下にジャンプした形 跡があるとそれがボブのものであることが多かった。当時もいろんなレストランで働い来ながらスキーバムをしていたが、そのうちあまり見かけなくなったと 思ったら、長年の激しい運動で(以前はフリースタイルスキーの選手だったらしい)からだのあちこちの痛みがひどく、スキーができなくなってきてバハに行 き、サーフィンを覚え、その後カウアイに引っ越したと聞いていた。
カウアイにすむ今でもやるスポーツが変わったとはいえ生活パターンも性格もまっ たく変わっていない。料理人の仕事をしながら毎朝夜明け前に海に入り、たぶんプリンスビル(ノースショアにある高級新興住宅地)の中に3つほどはじっこに のこっている古びたおんぼろ小屋にサーファーんルームメイト3人とバハで拾った犬と一緒に暮らしている)家はおんぼろだけれどそこから見える景色は離れイ ワンが一望でき、歩いてがけを降りてメインのポイントにもいけるという環境のよさだ。
彼を見ていると自分が一番大切にしていることを回りに惑わされずに続け、軸がぶれない人生というものを感じる。今晩はキャンプする予定だったのだが雨がザーザーぶりなので彼のかうちに寝させてもらうことになった。
私にとってもアンドリューにとってもスノー時代からの大切ないとしい友人だ。これから2週間いろいろカウアイのことを教えてもらえることをうれしく思っている。
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