(レインズ常連でジミールイスのウエブデザイナーでもあり、いつでもにっこにこのジェリー、去年スタンドアップを始めたらめっちゃくちゃはまって、毎日2ラウンド入っている)
なぜか今日はあまり写真が取れなかった、セットが来ると自分がよけるのに精一杯だったし、海面が荒れていてバランスをとるのが難しかったからかも。波は昨日よりすこしサイズダウン、先発隊がカナハでまっていたら急に強いコナウインドが吹いてきたのでサンドパイルに行くと連絡をくれた。私もそっちに向かっていたが途中フキパはオンショアの雨、とっても変な天気。そしてカフルイに近づいてくると強いコナウインドはもう吹き止んだようで、まったく風がない、もしかして、とカナハをまずチェックしてみると、駐車場に何人かのスタンドアップパドラーがいて、今さっきの強いオフショアで皆必死になって帰ってきたらしい。海の上には人一人いない。けど風は無風。これはここで出るしかないとパドルアウト。ばっちりのタイミングだったみたいだ。海の上には私を含めて最初4人くらいしか人がいなくて波取り放題。しかし波質は昨日の夜オンショアだったのか、よれていたりダバダバしていて把握しにくい。セットが来て乗れるかなとおもうとなかなか割れなかったり、急に掘れてドカンときたり。難しい波だった。
それでもすいているしセットは十分緊張感を与えてくれるくらいのサイズがあり、思い切り乗れた。
2時間ほど乗っていたら左手の沖のほうから白波が近づいてきた。ノースウエストの風は珍しい。オンショアになってしまって波も一気にジャンクになったので終了。一休みしていたら今度はまたオフショア。沖に出て行ったジェリーとバッキーもすぐに座った状態で戻ってきた(たってるとパドルできないくらい吹いていたらしい)(ジェリーwith his new Jimmy board)
今日は一日風がぐるぐる回ったり二つのうねりが一緒に来ているのか、波によって全然割れ方が違うものがあった。一つはパワーがなくダバダバしていて割れそうで割れないもの。もう一つはすぐ近くまで来てグワンと掘れてダンパー(でもこちらはパワーもありフェイスもきれい)多分、昨日降った雨の影響で出来た近場のうねりと、日本あたりから来た遠くからのウエストスウエルなのだろう。それに風が変わると一気に波質も変わる。昔はそんな違いがよくわからなかった。毎日入って一生懸命観察していくうちにやっとわかってきた。長年ここでサーフィンしているおじちゃんサーファーたちがセットの中でも一番いい波を逃さないのは彼らの30年余りの経験からえた知識でどれがいい波でどこにいるとそれがつかめるかを完全に把握しているんだろうな。
彼らが教授だとしたら私はまだ小学校上がったか上がらないかといったところ、毎日が勉強、波に同じものは一つもないのと同様、うねりにも同じものはひとつとしてないのを興味深く味わった一日だった。
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