ガスティーなオフショアが続いてへこんでいたところに急にノーウインドデイ、おそらく他の人も風が落ちると思っていなかったのか、朝早くは海もすいていたようだが、私がついたころには続々と無風をかぎつけたスタンドアップパドラーが集まってきていて凄い混雑、そのうえ波はそこまで大きくはないのでセットの波をとるのは至難の業、取ったとしても回りにたくさんの人が浮いていてスラロームのようによけていかなくてはならない。スタンドアップに乗ってる私ですら波が回ってこなさそうだけどロングボーダーはもっと大変だろうとかわいそうになり、もう少し沖にあるブレイクにランディーと一緒に移動。
ここは大きな波のときはボコとダブルアップしてほれるので怖いのだが、今日はそういう波はあまり来なかった。途中ランディーの友達が2人やってきて4人だけで悠悠波乗り。波自体はカナハのほうがロングライ度だけどストレスがない分こっちのほうがいい。ストレスといえばカナハのブレイクとそのブレイクの間の深いチャンネルのところをパドルしているとき小さな鮫がパシッとテールとしならせて目の前を泳いでいった。たってるからまだいいけどこれでレイダウンパドルしていたらかなりびびるだろうな。
11時にお医者さんの予約があったので泣く泣くいったん上がり、いそいでいったら、ぬれた髪を見て、今サーフィンしてきたばかりなんだろう?といわれてしまった。彼自身も海に毎日のように行ってもぐるらしく、行くたびにいろんなもぐりの世界の面白い話をしてくれる。そしてブーツの日焼け跡で裸足なのに靴下を履いているようで、立ってる様子がなんだかかわいらしかった。
すこしオンショアが吹き始めていたのでビーチでランチを食べながら待機。2時半ごろから再度パドルアウト、オンショアのせいで人がぐっと減っていてラインナップには最初10人もいなかった、そのうえ風もちょうど待たなくなっていってピターとグラッシーに変わる。
すいてるとこんなに波が乗れるもんなのね、といいたくなるほど次から次へと波が回ってくる。そのうち疲れて何本か誰も乗っていないのがきても、見送ったりする始末。
波のサイズはそれほどなかったけどやはりすいてるとほんとに楽しい。夕方のやさしい光にあたる、みんなの表情もやわらかだった。後半は仕事帰りの人たちなのかまた続々と人が増えてきたのでちょっと早めに終了、それまでにたくさん乗れたから十分満足。
コンスタントな風をお願いしたのに、グラッシーなノーウインドの日だった。明日からまた風が上がる予報だが、今度こそ、ガスティーでないいい風が吹いてほしい。
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