ノースウエストのうねりが入ってくる予報だったので皆で早起き、ところが、ウエストよりのうねりはマウイにあまり入ってこないためか、カナハなどは割れていない。フキパもオーバーヘッドくらい。さてどこでサーフィンしようかということになり、フキパ、ママスとチェック、そこでいつもサウザンピークスで会うサーファーのランディーに会い、彼が「これくらいのサイズだとベイビービーチのリーフの向こう側にレフトの波が立って。ほとんど人がいないよ」と教えてくれたのでチェックしに行った。特別いい波ではないが人もいないし新しい場所だし、今からサウスに行くのもちょっと面倒だし、と皆でそこでパドルアウト。
天気がいいうえに水がきれいであちこちに亀が顔を出し、コートニーとトビーは大喜び。癖のある波でなかなか割れないくせに一気に掘れてテイクオフ、だから結構皆突っ込んだり巻かれたりもしていたけど、人がまわりにいないので気にせず楽しかった。(アンドリューOver the falls)(コートニー、のボード)
(トビー、のボード)
皆ワイプアウトも多かったが、たまには違う場所に行くのもいいものだ。
その後風が上がってきたので私はレインズチェック、1時間ほど待ってみたが結局風は上がらなかった。ほかのメンバーはカナハで最近購入したグリルを出して楽しいピクニックを楽しんだようだ。最近サーフィンした後このグリルを出してその場でバーベキューというのが私たちのブームになりつつある。
私は夕方念願のヘアカット。4月に「もう我慢が出来なーい!」と石垣の床屋さんで(サーファーのお兄さんで、「うち床屋ですけどいいんですかー」と恐縮しながらも凄く丁寧に切ってくれた)切ったきり、伸び放題だった。
キヘイのカナさんヒロさんのお友達でニューヨークで20年間ヘアメイクをしていたという凄腕のコージさんを紹介してもらったのだ。彼もサーファーで、ニューヨークでも寒いなかウエットを重ね着してサーフィンしていたらしい。(ビューティフル気分でにっこにこの私)
多分今まで何十回も髪を切ってきたなかでも一番自然で自分らしく切ってもらえた気がする。初対面なのに、私の髪の質や好みを即座に理解してくれ、帰り道のドライブは鼻歌が出るほどうきうきしていた、私ほどおしゃれも手入れもしないものでもちょっときれいにしてもらってこんなにハッピーになれるのだから彼は本当に多くの人をハッピーにして来たに違いない。現在はマウイの最高級リゾート4シーズンで仕事をしているらしい。
ヘアカットの技術だけでなく、話もとても興味深かった。滋賀の田舎に実家があるそうで、そこからニューヨークで成功するまでにはいろいろあったと思うけれど、押し付けがましくない気持ちのいいself confidenceそしてPassionを感じさせてくれた。
同世代でもあり(とてもそうは見えないほど若いけれど)やるたいと思うことを自らハードルや壁を作ってしまうことなく、努力しながら突き進んできた人なんだろうな、と思う。どうしてもやりたい、ぜひ実現させたいと思うことがあることはとても魅力的なことだと思う、それが生きるエネルギーになるし、努力もやりたいことをやってるのだから苦にならない。彼の情熱が自分にも伝染してきてパワーがみなぎってくるような気分にさせてもらった。
私も好きなことに情熱を傾けて来年もがんばっていこう!
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