(何人かの上手なロングボーダーはどんなに多くのスタンドアップパドラーが回りにいてもいい波をキャッチして乗っていた、ちゃんとテイクオフするところをわかっていてしっかりとっていくうえにとってもにこやかでいい感じだったおじさんサーファー)
波がまたサイズアップ、フキパはセットで6ftか8ft、カナハでも頭以上のセットが来た。今日は膝がよくなってきたのでほんのちょっとだけ様子を見てみようと私も海に出かけた。大体自分の心の奥に不安があるときはまだでないほうがいい状態なのだとは今までの経験でわかってはいるものの、今日のようにグラッシーで楽しそうなカナハは本当に逃すのが悔しい。そんなわけで心の中にある(まだやめておいたほうがいいのでは)という声に聞こえないフリをしてパドルアウト。膝は不安定だ長けれどそれほど悪くはなかったが、やはり思い切りこぐと腰に負担がかかる、かといってものすごい混雑なので一生懸命こがないといい波は取れない。結局波を取ろうと必死にこいだり、人を避けようと急な動きをしたことから腰の下のほうがズキンと痛くなってきた。これ以上やってると悪くなるだろうと乗り始めて一時間もしないうちに岸に帰ろうと思ったのだが、一本だけでもセットのいい波にドロップしたいと待っていたけれど結局一番のセットの波はつかめなかった。体力もないし、腕のパドル筋もなくなっている。そのうえ膝が不安定でびくびく乗ってるから思い切りけりこめないし、ワイプアウトするのが怖いので守りのライディング。そのうえ混雑の中なのでいつものようには全然いかず、かなり落ち込んだ。
岸に上がってきてもパドルで痛めた腰が治らず、やはりまだスタンドアップパドルはやめたほうがいいのだとはっきり自覚。気がせいてやったしまったことでまた悪くなってしまったかも。
このまままた家に戻って落ち込むのも嫌なのでビーチで読書、帰り道にフキパのビッグウエイブに果敢に挑戦しているジェレミーを見て帰ってきた。(ポイントでロングライドを決めたジェレミー)
夜は恵子ちゃんとスキップの家にお呼ばれ、いつものメンバーであり、海でもよく見かけるテディー、エディー、デブリ、そしてゆうきちゃん(彼女は数日前ホノルアでものすごい怪我をして足が大やけどしたようになっていた)、レアードの本を書いたスーザンなどが来ていて、アットホームな時間を過ごさせてもらった。スーザンはアメリカで最もお金を稼いでいる黒人女性のテレビパーソナリティーオペラのゴーストライターだったのだが、マウイに住んでいたころ、レアードの本を書き、その後オペラの雑誌の編集長に抜擢され、ニューヨークに引っ越していった女性。ものすごいやり手のはずだけれどそんな感じは一切なく、とっても気さくでフレンドリー。サーフィンも楽しむし、水泳はいくらでもどんなところでも泳いでいけるアクティブウーマンでマウイを心から愛している一人。
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