サウスショアに波が上がるという情報は島中のサーファーたちが知っていたらしく、朝8時前にビーチに着いたときにはすでに大勢の人が出ていた。
波は肩くらいは十分にあり、ここ数週間波がまったくなかったことを考えれば大きいとはいえないにしても十分満足できるサイズ。
メインピークはスタンドアップで出て行けるような状態ではなく(混んでいて顰蹙をかう)レフトのポイントもかなりの混雑、友人がその先のポイントで混雑を避けて乗るときいていたので彼を探してどんどん先に漕いで行くと1マイルほどいったはるか遠くでやっと波乗りしているのを見つけた。
そこはショートボードでも乗れるポイントであまり知られていないのだが、かなり浅い、最初は満潮だったのでよかったが、引き始めるとどんどん浅くなり、セットはすべてクローズしてしまい、こけると背中や足をリーフで引っかいてしまうようになったのでサウザンピークスにまた戻ってすこし乗った後休憩。
すこし休んでいるうちにオンショアが入ってきてみんな疲れてきたのか、上がってきた。お昼過ぎにはメインピークも4人くらいしか人がでていなかったので、風を気にせずでるしかないと第2ラウンド。波はそれほど良くなかったけれどやはりすいてるのが一番、他の人たちも皆フレンドリーで声掛け合って楽しく乗らせてもらった。
今日は8’4のボードのフィンをクアッド使用からスラスターに変えてみた。確かにクアッドはよく回るんだけどスラスターでもこの板なら十分まわしこめるし、ドライブターンっぽい感覚、クアッドはどちらかというと表面的なしゃっしゃと言うターン、スラスターはグイッというターンといえばいいのだろうか、そんな感じだった。波は小さいときはクアッドでくいくいまわして乗り、波があるときはスラスター使用で波のパワーを感じさせるターンができるようになればいいな。
まだまだこれからどちらのセッテイングでも乗りこなせるよう練習していかなくちゃ。
今日は9月11日、もうあの9・11の事件から何年たったのだろうか、あの日のことがよみがえる。そして今でもあのときの事件から引きずって(あの事件をきっかけに利用して)始まった戦争が終わっていない。事故の犠牲者、とその家族にとって何年たっても傷はいえないだろうし、今でも戦争で多くの人が戦い、心身ともに傷ついている。
いくらテクノロジーが発達して、人間が優れた知能でいろんなことをコントロールしているように見えても、紀元前からまったく変わらないのが争い、戦争。私たちは自分のことだけでなく人のこと、日tだけでなく世界のすべてのことを思いやること、Compassionを発達させることを学ばなくてはならない。そういうことこそ、本当は数学や歴史の勉強より学校で教えるべきことなんじゃないかと思うんだけど。そういう私も自分が都合のいいことばかり考えている、ノー天気者だが。
何も心配することなくサーフィンを楽しめている私たち、混雑や波をとられたことでいらいらするような平和な世界に生きていることを感謝したい。
No comments:
Post a Comment