今日も雨、まだ波はサイズダウンしていないので朝早く風をチェックするがオンショア気味の10ノット、サーフィンするには強すぎ、カイトするにはいまいちの中途半端なコンデイション、せっかく波があるのにもったいない。
とりあえず少し待機しながら仕事をしていると風がシフトし始めウエブキャムの波が少しクリーンアップされてきたように見えた。
風が落ちそうだったので、だめもとでカナハまで行ってみると予想通り少し晴れてきて風も落ちてきた。波はクリーンとはいえなかったが3人くらいしか海に出ていないのでまったく混んでいない。これは出るしかない、と久しぶりにスタンドアップでパドルアウト。オンショア気味の風は海面がばたつき、波もきれいではないが、サイズは十分楽しめるほどあるし、パワフルでないのでまかれてもまったく問題ない。人がいない分好きなだけ選り好みしながら好きなだけとり放題。そのうえ乗ってしまえばスープを乗りつないでいくうちに又フェイスが盛り上がりバックサイト、フロントと波のパワフルなところにあわせてロングライドするいい練習になった。
1時間で結構なサイズのロングライド10本くらい出来たし、腰もだんだん痛くなってきたので無理せず早めに終了。でも見た目よりずっと楽しいコンデイションだった。
夜は近所に住むマヌーとカリンの家にお呼ばれ。マヌの誕生日パーテイーで大勢の仲間が集まった。フランス人はこういうデイナーパーテイーが大好きで特にカリンたちは良くやっている。ただ夜遅く始まるので私にはつらい。今日も8時過ぎから集合、私は早めに帰ってきたが、それでも11時前、私にしては珍しい夜更かしだった。こんなにフランス人がマウイにいるのか、とびっくりするほどフランス人のウインドサーファーが集まり、ほかにもリーバイ、ボジュマをはじめ多くのプロ達がお祝いに来ていた。ジェロームとマクシムのスライドしょーも盛り上がり、マーシャルトリップの写真でもビッグウエイブライデイングショットを見て、たくさんの人が興味しんしんで質問していた。その脇でリーバイとフィルマーのジョニーが「Wait till you see the footage..(映像を見たらもっとすごいぜー)」と嬉しそうにしていた。
リーバイが私に会うなり「マーシャルに行くことを勧めてくれてほんとにありがとう、ほんとに良かったよ、最高だった!」といってくれた。彼らは私では引き出しきれない、マーシャルのポテンシャルを存分に見せてくれ、これから世界に発信してくれるのだ、マーシャルの良さをいい形で映像や写真に残してくれ、大いに楽しんでくれた彼らに感謝の気持ちでいっぱいだ。キースはなんと又今マーシャルに行ってしまっているらしい。これからマーシャルがウインドサーフィンのメッカとして有名になっていくのも時間の問題かも?早く雑誌に乗るといいなあ、そしてその記事を見てソフィーたちのところにお客さんが来るようになるといいな。
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