マウイから最終便でホノルルに飛び、朝6時出発のマジュロ行きの便まで飛行場で寝ながら待った。予想以上に寒くてジャケットのほかにもスカートの下にタイツをはいたり靴下はいたりして、着込めるだけ着込んだにもかかわらず、雨交じりの強風が吹きぬける空港のコンクリートにパレオをかぶっただけでは寒くてなかなか眠れず。そんな横でジャケット一枚で浜に上がった鯨のようにいびきをかいて寝ているアンドリューはさすが吹雪の中何日も生活したり、ビッグウオールの絶壁で雨風に打たれながら岩を登るのが好きなだけある、細かいことは気にならないようだ。
2時ごろから少しずつ人が集まってくるが、みんな黒くてミクロネシア、メラネシア系の人ばかり。女性はひざ下丈のスカートをはいている人ばかり。そう、マーシャルでもそうだがキリスト教のミッショナリーが入ったときに肌を見せないように、と現地民に強制したことが残っていて、今でもぶかぶかのひさしただけのナイロンドレスをみんな着ている。今回はそれを知ってるので人前では袖つき、ひざ下まで隠れるぶかぶかの服を用意してきた。6時に出発そして5時間して到着するともうそこは日付変更線を越えた場所で13日になっていることだろう。
いい風と波が待っていますように。
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