波はサイズダウン。昨日はマストサイズの波が来ていたけれど、今日はオーバーヘッドくらいに落ち着いた。まだ心持ちオンがかってはいるが、乗れないことはなさそうだし風は強くなってきたのでレインズで7mをセットアップ。オンショアっぽいためにまっすぐ乗ってるときはフルパワーなのだが、いざ波に乗ろうとするとスピードでなかったり上手く波に乗れなかったり難しい。
波も小さくなったと思ったけど、ここの所ずっと大きな波を見すぎていたから眼が慣れてしまったようで、決して小さくはなかったし十分練習になるサイズだった。
オンショア葉難しいけれど、このサイズだからあまりびびらずに思い切り突っ込めてなかなか楽しかった。オンショアだと、北よりの風になるので寒さを感じる。最後は寒くて我慢できなくなりあがってしまったほどだった。
夕方はサーフィン映画を見に行った。ロブ・マチャドのThe Drifterそれから女の子のサーフィンばかり出てくるDear and Yonder, 前者は性格がよくて上人を見下さないロブだからこそいい映画になったけどあれを誰かほかの人が同じ感じでやろうとしたらかなりかっこつけたムービーになりそうな気がする。ちょうど彼自身プライベートでいろいろ悩みを抱えてソウルサーチングな行動をしていたことと重なっていい感じの映画になっていた。ちょうど編集をしている時期に彼にインタビューをして、そのときも同じようなことをかんじたけれど、結局どんなにすばらしいサーファーでも、何でも持っているように見えてもそういうのはすべて外の世界のことであり、自分自身の内側の平和、幸せと言うのはそことはまったく違う次元のものなんだな、と思う。彼は自分としっかり向き合って考え、行動しようとている、そんな印象があった。
それにしてもチューブ巻き巻きの波がすごいのと彼がどれだけ長い間チューブの中で時間を費やしているかに圧倒された。私なんて生まれて一度もチューブのなかを経験したことがない、これだけは死ぬ前にやってみたいな。後者の映画は最初のヒストリーの部分は面白く、部分的にはすごくよかったけれど、女性的というか、ちょっとだらだら長すぎたような気がする。特に最後クレジットとかいい加減早く終わらせてくれって感じだったけど女性らしい優しさがかんじられる映像とか切り取り方はよかった。カリフォルニア北部でボデイーサーフィンでビッグウエイブを攻める、私と同年代くらい(かそれ以上?)の女性、それもつい最近筋肉が次第に衰えていって最終的にはすべての筋肉が機能しなくなっていってしまうという病気と診断されてしまったと言う女性のセクションはすばらしかった。淡々としていル口調の中に熱い情熱、そして海からどれだけ自分が与えてもらっているかを感謝し、人生をフルに生きていることを感じさせるすばらしいセグメントでぽろぽろ涙が出てきた。誰のためでもなくただ自分がしたいからし続けている、そしてそのおかげで人生がすばらしいものをかんじられるんだろうけどそういういきかたをしていることで周りの人にまで影響を与えている、そんな人なんだろうな。
久々に夜出かけたけれど、なんか疲れた。最近早い時間に寝すぎかな。
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