ここのところ雨が多い天気が続いている。
波も小さめ、家で仕事をしているとトレーシーから久々の電話、私たちは二人ともマウイに住んでいるし、やってることも似ているのに(私はカイトしたりサーフィンしたりヨガしたり雑誌の原稿を書いたり、彼女はカイとの写真を撮ったり、サーフィンしたりヨガしたり雑誌に写真を投稿したり)イツでも会えると思ってるからか、なかなか会わないのだ。
2年ほど前に長年付き合ってきたボーイフレンド、エリオットと婚約したが晴れて結婚式の日取りが決まったと連絡をくれた。エリオットはレインズで、私が最も尊敬するカイトサーファーであり、ビデオグラファーでもあり、私たちはお互い波や風に取り付かれているような部分があり共鳴できるところがかなりあるのだが、トレーシーはいつもそんな私たちを見て、似たもの同士だと肩をすくめている。
そんなわけで二人の結婚式はぜひとも出席したいのだが、来年の夏の旅のプランと重なっていて、つい口ごもってしまったら、トレーシーは「そりゃあ、きてほしいけど友子に無理にマウイにいてくれとはいわないし、理解するから大丈夫」と言ってくれた。さすが私の友達。そういえばもう15年位前のことだけど小学校一年のときからの親友の結婚式にも秋は波が来る時期だからとても日本には帰れない」と行かなかったんだっけ。その代わりに私の母が友人の挨拶代わりに友人の母として挨拶したらしいけど。今考えるとほんとにあのころは融通の聞かないウインド気違いだった。
さて夕方ジャクソンからの友人が到着。マットはずいぶん昔マウイでパラグライダーのインストラクターをしながらすんだこともある生まれも育ちも生粋のジャクソンっ子。パラグライデイングのなかでもまぬーバーを意識した、スタントマン的なライデイングで有名で一回転したり、人のパラの上に立ってみたり、写真で見るとシンクロナイズドスイミングのパラグライデイング版のようなことをしている。
そして会わないうちにスピードフライング、ウイングスーツなどの世界的第一人者になっていた。これはほんとにやばいスポーツ(といえるのか?)たとえばスキーで急斜面を滑りながらその先の巨大な崖からジャンプしそのままパラグライダーで下まで降りたり、途中にある斜面に降りて滑ったり、またウイングスーツと言うムササビのような格好でそれを文字通り滑降、浮遊したりするのだ。
知らない私たちにとっては無謀でしかないように見えるが、マットはイケイケではなくかなり計算して飛んでいる、というのは一緒に何度もパラグライダーで飛んで撮影をしているアンドリューの意見ではあるが、オアフでもかなりいろんなことをして飛んでいたようだ。
1週間の滞在予定の間に、あくまで安全な範囲で何か面白いこと見せてくれるといいなあ。
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