(お隣さんyogi man Pat)
以前バハに来る常連のサーファーのインタビューの中での彼のコメントで印象に残った文章がある。バハに来る道はほんとに大変だけれど、その大変さがむやみに人のこないところにする。そして混雑を好まない変わり者が集まるし、お互いのそういうところに敬意を払って仲良くすごす。
ほんとにそう思う、とにかくみんな確実にどちらかというと一人でいるのが好きな人が多い、そして長期滞在者(長期といっても2週間とか出なく何ヶ月もの滞在)思いのほかインテリだったけれど高給の仕事などをやめて(あるいは長い休暇を取って)来ている人が多かった。
どこでもいろんな面白い人たちに会うけれど今回もなかなか面白い、数学者だったのにウインドがやりたくて、そして鳥が好きだったのでバードウオッチングの仕事を短期で雇われ仕事しながら長くサンカルロスに来ているものすごくウインドが上手なクリフ、オレゴンから同じク、エンジニアの仕事をやめて今はコンドミニアムなどの管理をしながらウインドばかりしているエド。どちらも50前後。そしてITの仕事をバリバリしていたのにすっぱりやめて1年以上南米やら北米を旅し続けている陽気でみんなと親しくなるパトリス。彼の仕事していたころの顔写真を見ても同じ人物とは絶対に思えないほど変わっていた。(今のほうが私は好きだ)
ほかにもサンフランシスコからやってきてついたとたんトンテンカンとやりだしたと思ったらちょっとの間にベニアで窓付きのトレーラーを作ってしまってそこで生活しているエンジニアの人、自分で考えて簡単に組み立てられるものをデザインしたらしい。(自分ではデザインというほどでもないと謙遜していた)ここは風が強いのでキャンバス地の一般的なトレーラーではばたばたいうし、すぐ敗れてしまうだろう。
長年来続けている人はいろいろ工夫しながらの生活が上手で、それぞれのキャンプを見るととても勉強になる。パトリスはトヨタのミニバンだが、狭いスペースの中であまりものをおかずとも快適に食らえるよう、そこら辺で拾ったものでいろいろ工夫していた。特にキッチンのセットアップは感心した。板をぴったりの形に切り、それのはじに紐をつけてその紐をドアのロックのところに引っ掛けるだけで立派で暗転したキッチンテーブルができ、ドアが風除けになるのだ。
私も私なりにいろいろ考えてはいるけどまだまだ新米、無駄も多い。
テントの中は私なりにいろいろ考えて使っているがビキニを干す小さな物干しを見てみんなが大笑いしていたが、個人的にはペットボトルを利用した簡易洗面所は結構気に入っているし、大きな平石を使った石だたみを作り、そこを歩くことでぬれた足でも汚れず、そのウエでウエットを脱ぐことでウエットに砂がつかずそのまま干せば温まった石のおかげで乾きやすい。見た目にもそれにかわいらしいし。
一般的に重宝されてるのは日陰を作るオウニング、そしてドアの前、オウニングの下に広げるカーペット。これにいすがあるとかなり快適なラウンジスペースが出来上がる。
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