2009-08-09
8月8日 ベッド生活4日目復活の兆し
昨日の夜はヨガの先生恵子ちゃんがカレーのおなべを持って参上、本当に皆にお世話になりながら腰も回復に向かっている。昨日の夕方にはまっすぐ立てるようになった。
そして今日は車に乗せられてカイロの先生へ。前回行った先生は今マウイにいないので事故の保険がきくところに行ったのだが、この先生はどこが悪いとかもまったく言わずにいきなりバキバキっと背骨や首をねじるのでちょっと抵抗があった。ただしこうすることが柔らかく押すことでは治らない部分を直すということの説明だけはしてくれた。(きっと私が”怖い!”という表情を見せていたのだろう)
その後ここ数日看護士のように世話をしてくれているアンドリューのお礼もかねてフィッシュマーケットでランチを食べてから帰宅。氷で冷やしながら寝てはいるがトイレや何かの用事に起き上がるのもそれ程苦ではなくなってきた。これから数日間が勝負どころ、しっかり直してはなくもとの生活に戻りたいな。
私がもう10年以上あこがれて行きたいと思っているアリューシャン諸島、アンドリューは何度も仕事で(ここでの漁はお金になるので若いころずっと夏はここで働いていたらしい)行っているし、去年はスノーカイトのトリップにも行っている、いろんな話を聞いているとさらに行きたい気持ちが膨らんでくるし、よく知っている人に話を聞くと何が可能で何を準備すればいいカなどが少しずつ見えてくる。情報もほとんど手に入らず、なかなかたどり着けなくても、常に頭のどこかで思い描いていればきっと行ける日が来る。
彼の写真を見ながら心はアリューシャンに飛んでいった。そういえば北海道でカヤックガイドをしていル新谷サン、私の憧れの人でもあるのだが、彼が何人かと一緒に6月のアリューシャンに行っていたはずだ、どんなたびだったのかな?カヤックをやってる人たちにとってもアリューシャンは特別の場所だろう、何せ、カヤックの発祥の地であるのだから。なのに実際のアリューシャンではもうカヤックの文化は消滅し、(アリュート人自体が悲惨な歴史の中で消滅しかけいるくらいだから)文化自体もほとんど絶滅しかけているらしい。偏狭の地ではどこでも相だけれど、グロー張り是^ションとか言うかっこいい言葉が巷では使われているけど、それぞれの地域にあった独特の文化や生活、そういうものがなくなって誰もが同じ考え方をし、同じようなことをして同じ生活をしていたとしたらどんなに退屈な世界だろう?
だって私が旅する一番の目的は自分の知る世界と違う文化や生活、人々に触れ、日常とまったく違うものを体験することなのだから。
写真はアラスカでのスノーカイトショット by アンドリュー、彼の写真や冒険記事はこちら。
http://www.mcgarryphoto.com/
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