2009-08-05

8月3日 Could be worse

朝ガンジーニ・シスターズの自宅での撮影をするためにトレーシーとハイクのカフェで、待ち合わせ。私も知り合いが多いけど、フライデーナイトの唯一のないとスポットじゃクスで長い間バーテンをしていて、その上カメラマンとしてもいろんな人と交流する機会があるとレーシーもどこへ行っても知り合いばかり。カフェでコーヒーをオーダーするだけでも何分もかかった。

タリアとテハニ、ガンジーニ姉妹の家は私にとっては宝箱のようだった。アーチストのお母さんが書いた絵やカイで飾られたフレームなどあちこちにあり、ほかにも壁にかけられたサインや家具をペイントしてある色合いなどまさに私の好みにぴったり来るもので、見ていて本当に飽きなかった。

撮影後は明日の撮影に使うテイーリーフのスカート(フラで使うもの)の作り方を教わるためにプカラニまで車を走らせた。ところが道を曲がるところで反対車線の車がなくなるのを待っているところに後ろからトラックに追突された。
あまりにびっくりして最初は何が起こったのかよくわからなかったけれど、とりあえず警察に電話、後ろから追突してきたトラックは前がつぶれていてシューシュー湯気が立っていて完全におしゃか。
私の車も後ろはつぶれてドアが開かなくなりライトが壊れていたが、体にはそれほど負担はなさそうで首がゴキゴキ言うくらい。
しかしなんということか、ぶつけた相手はごめんごめんとあやまりながらも保険に入ってないとか、ワイフが子供を置いて家を出て行ってしまって、お金がないとか、おたおたしているので私も困ってしまった。私自身は保険に入っているけれど、自分の車のダメージをカバーはしないものでぶつけられた場合は相手の保険で直してもらうことになるはずなのに、もしかしたらこのまま泣き寝入りでぶつけられた車はそのままおじゃんで新しいものを自分で買わなくてはならないと考えたら一気に落ち込んだ。

家に帰って保険会社などに連絡してからこのままでいるとどんどん落ち込みそうだったのですっきりするためにダウンウインドパドルに行くことにした、カイトビーチにいるアンドリューに連絡をとって待っていてもらい、思い切り漕いだ。風が特別強いわけでもなかったのに長いグライドが出来て、一時間ほど一人で漕いでるうちに落ち込んでいた気分も吹っ飛んでいった。
自分がどうこうできたことでもないので腐っていても仕方がない、相手は誠意をもって出来る限りのことをしてくれるよう祈るしかない。ぶつけたほうだってぶつけたくてぶつけたわけでもないし、彼のほうが私よりひどい日を経験しているだろうから。
怪我がなかっただけよかったとしよう。

写真はフラのスカートの作り方を教えてくれたゲイル、フらダンサーデ、とっても優雅なダンスを踊るように波に乗る素敵なロングボーダー、やさしいオーラにいつも包まれている。

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