昨日御前崎のトモがマウイ入り。カイトでもいろんなところに一緒に行ったり大会に出たり、キャンプを手伝ってもらったりと世話になってきたけどスタンドアップパドルも彼は日本ではいち早く始めた一人。最初はなにもなくて自分で削った巨大なしゃもじみたいなパドルで漕いだりしていたっけ。そんなトモがこの間日本で行われたパドボグランプリではすべての種目で一位の完全優勝、一生懸命日本のコンデイションのなかで練習し、今回はマウイでのパドルレースに出て世界の強豪に挑もうとがんばってやってきたのだ。
昨日も着いて早々一本ダウンウインドをやって楽しかったみたいで、「風のないなか練習してきたけど、風があるとまったく別物、これなら流行るのがわかる!」と納得していた。そりゃそうだ、風がないなか速さを競うなんてつらいだけで、風がない日はこっちでは誰も長距離なんてやろうともしないもの。
朝早くからもう一人プロウインドサーファーでこれまたパドルにも実力を発揮している永松君もうちに寄ってくれ、もおちゃんの作ってくれたお茶漬けをみんなで食べながらおしゃべりを楽しんだ。私と秀サンは今日からパワーウオーク(早歩き)をして足腰を鍛えよう、と宣言していたのだが、いざやろうとするとスモモも一緒に行きたがるので結局ただのお散歩になってしまった。でもスモにとってはかなりのパワーウオーク、それでも弱音をはかないと約束していたのでがんばって歩き切った。家の近所の住宅街の丘を登っただけなのに大発見した気分になれる見晴らしのよさで、これはまたちょっと気晴らしに行ける気軽さなのでちょくちょく行こうと思う。帰りに馬さんに草をあげたけど最初はビビっていたスモモだが、だんだん自分であげられるようになり、喜んでいた。こんな何気ない出来事でもいろいろ小さいころに経験することがあとあといい影響を与えてくれるといいな、なんて願っている。
その後トモとダウンウインドパドル、昨日とちょっとかぜが違うみたいで私はかなり沖にコースを取ったらオフショアがきつくてインサイドに帰ってくるのが大変で後半三分の二くらいはほとんど右サイドだけを漕ぎっぱなしだったのがきつかった。出るときデイブと彼の仲間のごっついお兄ちゃんが出るところだったので、ともに『チャンスだからどれだけはやいか追いかけて行ってみな』って言ったけど、デイブたちはまずアウトに出てからさらに風上に登って、そこからデイブだけはハンデをつけるためか、座り込んで少しの間待ってからスタートしたというのに、フキパに着く前に一気に抜かされた。トモも『あれじゃあ参考にもならない』というほどはやかった、まあ道具も何も違うし、トップ中のトップだから仕方ない、一瞬だけ見れた彼の姿はかなりかっこよかったけど。さすがにトモははやくてレース用でないボードでもぐんぐんうねりをつかんでスピードにのせ、私との差を広げていった。12ft以下のクラスに出ることで反対に入賞のチャンスがあるかも。(本格的なレースボードのクラスは世界のトップクラスがしのぎを削ってものすごいレベルでの競争になるだろうから)がんばってほしいな。その後私は腰の様子を見て終了、トモはもう一本トレーニングに行った。がんばれ、トモ!
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