2011-04-30

4月29日 気がついたらもうゴールデンウイーク

なんとゴールデンウイークに入っていた。そういえばカナハで日本人ウインドサーファーを見かける、毎年お会いする顔も何人かいる。
それでも例年に比べたらかなり少ないだろう。

さて今日も風が強く、カイトかダウンウインドをやりたいところだが、毎日終わらせたいと思っていながら目の前のやらなくてはならないことに追われて、できずにいることがたくさんあるので今日は海断念。なんか忙しいのはいいけど海に入れないのはよくない。いかん、いかん。今日は東京のパタゴニアゲートシティー大崎ストアで雪山カメラマンたちがみんなで協力しているチャリティーイベントが行われる。
展示だけでなくオリジナルプリントやシャツの販売もあるのでぜひぜひこの機会をお見逃しなく。
東北地方太平洋沖地震 義援チャリティイベント
「おれたちに出来ること」
~雪を愛する15人の写真家たち~


4月30日(土) 10:00~18:00 (予定) ゲートシティ大崎ストア

雪 の上で活躍している15人の写真家が自身の作品を通して、被災地への1日も早い復興を願い、メッセージと支援を送ります。当日は本イベントのオリジナルT シャツとカメラマンによるオリジナルプリントの作品を特別に1万円にて販売し、その収益の全てを義援金として寄付します。参加カメラマンおよびプロスキー ヤー、プロスノーボーダーも多数来場予定です。ぜひご参加ください。

参加カメラマン:
大下桃子、Kage、亀田則道、木下健二、桑野智和、小橋城、佐藤圭、杉村航、菅沼浩、Hi_6、樋貝吉郎、山田博行、渡辺智宏、渡辺正和、渡辺洋一

イベント成功遠くから祈ってます。

4月28日 強風でのFun Lanes

(先日久しぶりに会ったマイクとジェン、マイクはスノーボードウエアを中心としたブランド686のオーナー、彼がそのブランドを始める前、お互いお金も何にもないスノーボードに夢中なバムだったころからの付き合い、LAのシティーボーイだけど彼と彼の親友PLANESANEマイクは本当に優しいナイスガイなのだ。日本のこともとても心配していて、支援活動もスノーボーダーとしての応援の仕方をいろいろ考えていた)

昨日よりさらに波のサイズが上がりオーバーヘッドくらいある。風は相変わらず強い。朝ワイルクまでTシャツを取に行き、その帰りにカイトビーチでアンドリューをピックアップ。彼と一緒にレインズへ。
レインズ我かなり風が強そうでメンズもみんな7m、私は迷わず4mを張り、アンドリューは7mでダウンウインドをした。私はやることが山ほどあるのでレインズで乗ってからすぐ家に戻って仕事。

頭くらいあってももう波質が夏っぽくなっていてショワショワであまりパワーがない。だから怖がらずに突っ込んでいけて楽しいともいえる。一度突っ込みすぎてカイトを落としそこに波が何度も来てぐちゃぐちゃになり、「さっそくクアウまで泳いで帰らなくちゃならないのかー」とがっかりだったが、ラッキーにもカイトがまた上がり、ラインはねじれてうまく操作はできなかったが、何とか出てきたビーチに戻ることができた。そして仕切りなおしてもう一回でると今度はばっちり。
4mで乗ればこれだけ強い風でもガスティーでない限り結構楽しめる。久々のカイト、楽しかったな。

沖合いには何人もの人がスタンドアップやワンマンカヌーでダウンウインドをしているのが見えた。
マウイはもう夏!

4月26日 久々のヨガ

海に行きたいところだったが、サウスに行くのにかかるガソリン代を考えるとそう気軽に行けなくなって着た、そのガス代分で今日はヨガに行き、時間も節約してやるべきことをやろうと決め久々のヨガ、恵子先生の柔らかな声でリードされながらいつものニコニコ笑顔のメンバーと一緒にすばらしいプラクティスをさせてもらった、が、サボっていたせいでいつも以上に体は硬いし、それを無理してやろうとすると腰が痛くなってきたりでかなり反省。ヴィニアサの前屈後屈の連続が腰に来るのは前からだが、ほかの部分を柔軟にしておけばそこまで腰に負担を賭けずにできるような気もする。何事もまじめに地道な努力を続けていないとだめなのだ。

その後マリちゃんのうちに用事で行き、やすべえとひでかちゃんのバースデーを一緒に祝わせてもらった。ついでにボリュームたっぷりのグリルベジサンドトフルーツ盛りだくさんのケーキをご馳走になり、おしゃべりに夢中になっておなか一杯になったらその後行く予定だったダウンウインドには間に合わなくなったのでネックレス作りを手伝った。みんなでこうやっておしゃべりしながら作業するのもたまにはリラックスできていいなあ。

4月27日 ダブルダウンウインダー

朝突然メールで、15年前からの友人がLAから一日だけマウイに来るという野で朝ごはんを一緒に食べることになった。その後一人でダウンウインド、風はまだそれほど上がってなかったので、いまいちグライドしなかったが、一人だと早い人を追いかけるプレッシャーがないので気持ちよくできた。(でも多分かなりスピードは遅くなる)その後まだ時間も早いし家に帰って仕事だーと思ってたらテディーから電話で{今からアンディーとデヴリがダウンウインドするから手伝ってくれ」という、もう疲れたなーとは思ったけど彼らは初心者なのでそんなに思い切りこがなくても平気だし、せっかくだから写真を撮ってあげようと一緒に行くことにした。板をウエイブの板に変えてみんなと合流、テディーはトラックのシャトルをすることになり、3人で出発。アンディーはまだスタンドアップ3回目、ニューヨークのかなりやり手のエンジニアらしいがマウイでは新米サーファーとしてみんなからかわれ続け、一番下っ端の地位、今までその立場にいたアンドリューは大喜びで先輩風を吹かしている。デヴリもあまりやったことがないらしいけどさすがにサーフィンがうまいのですいすいこいでいる。アンディーは最初はごらんのとおりへっぴり腰だったし、オープンオーシャンになどでたことがないので恐怖心で心臓ばくばくだったそうだ。
デヴリは景色を楽しんだり、余裕。これからももっとやりたいわーと喜んでいた。途中ランディーや早い連中が私たちを追い越して行ったが、みんな早い早い!毎日こうやって午後みんなで練習してればうまくなるだろうなあ。最後のセクションはちょっと波がありダウインウインド用のボードでコントロールするのは難しい、私もぐるぐる何度も巻かれたし、二人が心配だったけれど結構上手に乗っていた。アンディーは波に巻かれる怖さよりもそれだけ浅いところまできたんだという安心感のほうが強かったとか。

何度経験しても初めてでもこのダウンウインダーの終わったときの達成感はなんともいえない、二人とも大満足、そして次の日の筋肉痛に覚えながら帰っていった。
波がなくてもこうやっていろんな海の楽しみ方があることに感謝。

4月25日 Patagonia 義捐チャリティーイベント

雪山関係のカメラマンがみんなで共同し、何か応援できる方法は内科と考えて決まったこのイベント、私の友人たちも大勢参加している。
それぞれの人がそれぞれの得意分野で何かやることがスムーズにことを進める鍵だと思う、それは支援活動に限らない。ぜひ彼らの思いのこもった写真の数々を見に行ってほしいと思う、展示は23日からスタート、写真の販売は30日、カメラマンたちもみんな当日は会場に行ってるはずだ。皆さん頑張って!

東北地方太平洋沖地震 義援チャリティイベント
「おれたちに出来ること」
~雪を愛する15人の写真家たち~


4月30日(土) 10:00~18:00 (予定)場所パタゴニアゲートシティー大崎ストア

雪 の上で活躍している15人の写真家が自身の作品を通して、被災地への1日も早い復興を願い、メッセージと支援を送ります。当日は本イベントのオリジナルT シャツとカメラマンによるオリジナルプリントの作品を特別に1万円にて販売し、その収益の全てを義援金として寄付します。参加カメラマンおよびプロスキー ヤー、プロスノーボーダーも多数来場予定です。ぜひご参加ください。

参加カメラマン:
大下桃子、Kage、亀田則道、木下健二、桑野智和、小橋城、佐藤圭、杉村航、菅沼浩、Hi_6、樋貝吉郎、山田博行、渡辺智宏、渡辺正和、渡辺洋一

お問い合わせ: パタゴニア 東京・ゲートシティ大崎

2011-04-26

4月24日 私の夏、開幕!

日本支援のためのイベントやセールが一区切りつき、帰国への準備へと移行。たいした額ではないけれどみんなの心と努力がたくさんこめられたこのお金を一番いい方法で送りたい、私たちも小さいグループなのでお互いの顔が見えるような感覚の、大きな団体がカバーしきれない、あるいは見逃しやすい部分に送りたいねという意見が多い。

イベントは一区切りついたけれど、まだまだネックレスやTシャツは売れているし、今後も話が来ればどんどんイベントに参加したりしていく予定でウエブサイトにも情報をアップしていくことになる。

でも気分的にちょっと一息つける感じ。
今日は波もなく風が吹いていたので今年初めて(というか去年の夏のレース以来ほとんどやっていなかった!)ダウインドパドルをした。(この海の作り上げるシェイプがなんと美しいことか、彼女のシェイプに合わせればいいんだよ、となんだか見掛けに似合わないロマンチックなアドバイスをくれたエディーだけど言うだけあってうねりに乗せるのはめちゃくちゃ早い)
去年乗らせてもらってとっても気に入っていた、通常のものよりかなりボリュームがないF16のボードをオーナーのランディーがニューボードに買いかえたときに売ってくれたので、それが私のボード!(スーパーナイスガイのランディー)
貧乏な私に破格の値段で譲ってくれ、(定価は3800ドルもするのでどんなに頑張っても買えない)なかなか乗る時間ができなかったけれど今日が初乗り。
ランディーとエディー、そしてトッドと一緒に出発したけど、ぜんぜんついて行けない。エディーが何回かまってくれて、いろいろアドバイスをくれたけど、こんなにも忘れているものかと思うほど、グライドできなかった。何事も地道に練習しないとだめなのだ。また一からやり直し。でもこれから少しのあいだだけでも練習できるときにやって行こうと反省した。

ダウンウインドパドルをすると、ああ夏だという実感がわいてくる。冬の波がすでに恋しいけど、ダウンウインドで夏を頑張ってやり過ごさなくっちゃ。すでにマウイはみんなダウンウインドモードで大勢の人が毎日マリコベイから下っている。いくつかすでにローカルレースがあったらしいけど、夏はレースが目白押し。その第一号が5月半ばのオアフで行われるBOP(ジェリーロペスバトルオブザパドル)とマウイのOLUKAIレース。その時期までマウイにいるとしたら、オルカイレースに出たいなあと思ってるけど今日のような調子ではどうなることやら。

2011-04-25

4月23日 カフルイ本願寺でのセール大盛況!

今日はカフルイ本願寺のセールで、Pray for Japanエリアを出させてもらってのセール。朝6時半過ぎに言ってみるとすでに何人かの人が来てセットアップを始めてくれていた、みんなやる気満々。本願寺のほうでも植物や寿司、ハンバーガーのセールなどをやっていて準備のためにいい匂いが漂ってくる。スペースは広かったのでセールの大部分は私たちの売り物を広げてしまった感じになった。ガレージセールプロとも呼べるような人たちはもうすでに来ていていろいろ物色。8時半のスターとともに、キャッシャーは大忙しだった。今回は大きな紙袋に入れられるだけ入れて5ドルと言う買い方も出来るようになり、これが結構受けたようでたくさんの洋服がはけていった。かなり掘り出し物もたくさんあったらしく、私も見たかったなあ。

残ってほしくない大物のテレビやエクササイズマシーンや自転車なども売れていき、食器などもどんどんはけていった。こういったガレージセールアイテムはやはりカフルイというロケーションが一番いいみたい。
お寺の住職さんだいえん先生と太腕ガールズ、いやはや頼りがいのある方々。だいえん先生は数日前まで福島まで行っていたそうでAloha Initiativeというハワイやアメリカで被災者の方を受け入れようというプログラムにかかわっているそうで、もうすでに120件(だったか150だったかな)の受け入れ申し出があったそうだ。
マウイの手作りお得意ママさんたちが中心になって作っているケープは避難所などでの生活の際にお乳を上げる様子をしっかり隠せるようにと作っているものだが、素敵な生地でとってもかわいい、きじや材料のドネーションもあり、私がブースにいたときも孫を連れてきていたおばあちゃんが、最初20ドル寄付してくれたのにまた気が変わったと言って「私も8人子供を育てたからお母さんたちをぜひ応援したい」と100ドル本とおいて言ってくれた。決して大金持ちではないと思うのだが、そういった心がうれしい、それだけではないそういう温かい気持ちがこのセールのあちこちで行き交っていた。こちらは毎回大人気の桜ベーカリー。特にこれらのおいしさを知ってるスタッフの間で取り合いになるほど。日本でもこんなに丁寧に作られたパンはないぞと言うほどのアンパン、メロンパン。どら焼き、草もち、ビスコッティ、バナナブレッド、クッキーやケーキ、スコーンなどのお菓子類。売り切れるとまた別の人が違うパンを持ち込んできてくれてまたそれで大騒ぎと言った状態で、常時人が群がっていた。日系のおばあちゃんたちも真剣。ここで食べたごぼうパンは普段ほとんどパンを食べない私が、5個くらい買いたいと思ったほどおいしかった。ベーカリーの人たちはお母さんが多く忙しいはずなのに本当に丁寧に作られ心のこもったおいしいものばかり。

定番のTシャツ、ネックレスもかなり売れたし、お土産用カードや手作りグッズも売れていた。私もJust livingの手作りエコたわし購入、これは前回のセールで買った子達が絶賛、汚れが落ちにくい茶渋とかはいっぺんで落ちると言っていたが、見た目もカラフルでハイビスカスやサーフフィン、なすびなどかわいい。本も日本語の本がたくさんあり、一冊10セントと言うので2ドル分くらい買ってしまった。人がすき始めた最後にいったのだが、モットいい本がたくさんあったらしい。たぶん着てくれた人は誰一人としてがっかりした人はいないはず。誰もが何かしらお買い得品を見つけて帰ったと思う。

11時までの2時間半でなんとトータル3000ドル以上のお金が集まった。最後の最後で思い出してあわてて集合写真を撮ったけれど少なくともこの2倍の人たちが手伝いに来てくれていた。だから片付けもあっという間。皆さん本当にありがとうございました、そしてお疲れ様。
本願寺の皆様も本当にありがとうございました。
このセールを区切りにいったんイベントの予定がなくなるが、これで終わりと言うわけではなく、これからも着実にいろいろ私たちが出来ることを考えてやり続けようと言う気持ちはみんなが持っているような気がする。

かなりほっとした気分で家に戻り、シャツの在庫の計算をしているうちに座ったまま転寝。その後すぐ近所のテディーの家へ。かれは今日5時半から火を起こしてこの肉の塊を焼いていたのだ。今日はデヴリのバースデー、海の仲間が大勢集まって池の滑り台で遊んだり、BBQの周りでおしゃべりしたり、ただただ芝生にごろりとなって夕日を眺めたり。とても心地よい時間をすごした。夕食は長時間かけてグリルした肉とターキーそれにみんなが持ち寄った一品料理。どれもおいしくてまたもや食べすぎ。
(写真は左からニューヨークから来たアンディー、スーザン、テディー、デヴリ)
テディーとデヴリすばらしい夜をありがとう。ご馳走様!家に帰ってきてから日本のOcean Blue Dayの黙祷に参加。時差がある野でこちらでは暗闇。でも考えてみたらBBQのところに日本人も多くいたのだからもうちょっとあそこで待っていて近くのJAWS からみんなでいっしょに黙祷すればよかったなあ、とちょっと後悔した。被災された方々の心の傷が少しでも早く癒えていきますように。

4月22日 Earth Day at Flatbread

(フラットブレッドでのファンドレイザー、あずささんいろいろありがとう、そしてマリちゃんもふたりで一緒に夜の11時までがんばってくれてありがとう。
(テディーとスーザン、スーザンはアメリカで最もメジャーな女性誌のひとつOの編集長)
波はサイズダウンしたらしいが、昨日おとといとまともに乗れなかった私は何が何でも乗りたいのでサウスへ。朝のうちはモーニングシックネスでちょっとばたばたした海面だったが、人が少なく楽しめた。
12時ごろには上がってカナハやフキパに今日のイベントのチラシを配りに行かなくてはならないのに、11時半ごろから風がぴたっとなくなり、グラッシーコンディションになってきた。そのうえ人もぜんぜんいない。サウザンピークスのメインピークでも4人くらい。
テディーのうるさいほどのコーチングのおかげでしっかりテイクオフのスーザン。
友人のスコットは家族3人でパドルアウト、今日一番の波を息子さんとタンデムライディング。場しばしリッピングしていて、波に乗り終わったあと子供はハイになったみたいな顔をしていた、あんな波乗りをあの都市でやっちゃったらもう一生波から離れられないだろうな。12時には出発予定だったけどあまりによくなってきてやめられず、1時半ごろまで粘り、そのままカナハ、カイトビーチなどの車にチラシを張りまくり、100枚用意したけどあっという間になくなった。よし、これで準備オーケー。

(日本から帰ってきた恵子ちゃんとスキップ、そしてゆきえちゃん。恵子ちゃんも日本でのワークショップでの謝礼すべてを日本支援の寄付にすることに決めたのだ、すばらしい)
4時過ぎにフラットブレッドに行き今晩のイベントの準備、パイアでもっとも人気のあるレストランのこの店はプロウインドサーファー、元ワールドチャンピオンのジョッシュストーンのお店でもある。ここの金曜日は毎週満員、それなのに、ピザ大一枚につき3ドル50、小一枚につき1ドルを寄付してくれると言う太っ腹、その上チャリティーグッズも売っていいということなので気合が入る、5時に続々と日本人のスタッフがやってきて大きなブースを二つ占領、思い切り食べていってくれた。彼らが飼えるころには見せはウエイティングが1時間にもなるほど外には人であふれかえっていた。そんなに待って食べてくれた人たち、そしてシャツやネックレスを買ってくれたりただただ寄付してくれた人たち、本当にたくさんいて、ハワイの人たちの懐の深さに改めて感謝。
(日系人サーファーエディーオガタとマッサージセラピストでヨギーサーファーのゆうきちゃん)私は翌朝が早くからセールの準備なので早めに終わらせてもらったが、その後声をかけておいたオウエンもちゃんと来てくれ、大枚寄付してくれたらしい、ありがとう!
このイベントも皆さんの温かい心がたくさん集まって大成功だった!よし次は明日の本願寺!

2011-04-22

4月21日 週末に向けての準備

今週末は金曜日がパイアのフラットブレッドでのファンドレイザー、そして土曜日が本願寺でのセール。

これが終わるとこの1カ月今日突っ走ってきた日本への支援活動もある程度第一ラウンド終わりという感じ、かなりみんな忙しく頑張ってくれたのですばらしい成果があったけれど、長く続けていかなくてはならないことだし、あまりに頑張りすぎてしんどくなったり、無理しすぎるとよくないので今度はすこし時間をおいて次に向かおうと思う。
それにしてもマウイの人たちの助け合う気持ちやアロハスピリットにはほんとに感動する、こんな大変なときにみんなで協力し合って感謝の気持ちを忘れず、落ち着いて行動している日本人に世界が感心しているし、私もとっても誇りに思うけど、マウイのように多くの親切で人の痛みを感じられる人が住む島に自分も住んでいられる幸運にも感謝の気持ちで一杯だ、やっぱりやさしい人に囲まれていれば自分もやさしい気持ちになれる気がする。

やることが多すぎて今日はサウスに行くだけの時間はなさそうだったのでクアウからでてレインズで乗ったが、レインズまでいったころには風が上がってきてしまい、波も小さめのうえに干潮でなかなか難しク、早めに終了。まあ、体を動かし水に入れただけでもよしとしよう。

そのあとカフルイ、プカラニと回ってから家でいろいろ用事を済ませ、まりちゃん宅でネックレス作りのお手伝い(といっても私は不器用なので紙を切って袋に詰めたりする係)
帰ってきて夕食作ってちょとメールなどやってるうちにもう寝る時間だ、一日がなんと早いこと!
今日は写真を撮ってないので最近の友人たちの赤ちゃんシリーズ、くるくる変わる表情を見るだけで幸せになれる。上からクラリッサの赤ちゃん、次がホノルアマスターエイマクンそっくりのケイナクン、美男美女カップルから生まれたハンサムボーイ健太朗君,そして親友もオチャンのところ李と壮。みんなたべちゃいたくらいかわいい!

2011-04-21

4月20日 島じゅう波アップ

サウスが全般的にSurf's UP! 私も朝どうしてもやらなくてはならないことだけを済ませてから、あせる気持ちを抑えながら6時半ごろ出発。そうしたらなんと思いがけず、ノースも波が上がっていた。そうえば昨日もウエストスウエルでキパだけは波があったっけ?グラッシーなうえにみんなサウスに向かったのか、めちゃくちゃ空いている。サウスは絶対混んでいるし、これはここでまず風が上がるまで乗ってからサウスに行ったほうが効率がいいと思い、そのままクアウに車を止めてパドルアウト。海にはジョッシュ・ストーン、カナハカイのオーナーバート、それからナッシュのミッキーとデイブのみ、ほかに二人くらいサーファーがいたがみんな上手だし、メローなのでとってもフレンドリーでいい感じ。オーバーヘッドのノースの波は久しぶり、ロウタイドで波の割れ方が早く、みんな結構やられながらもうれしそうに乗っていた。このサイズでこっち側でできればサウスに行く必要はぜんぜんない。かなりラッキーな気分だった。
8時ごろ風が上がりかけたころ、ナッシュのアンディーといっしょに俳優のオウエン・ウイルソンも登場。彼は結構怖がらずに攻める。(巻かれる回数も多いけれど)(せっかくオーエンがいい波乗っていたのにシャッター切るタイミング遅れて波の向こうに見えなくなっていた、ごめん)
昨日は市長さんに頼まれて日本のための義捐金集めをやったんだといっていたけど、金曜日の私たちのイベントにも来てもらえるよう頼んでおいた、何しろ彼はフラットブレッドの常連なのだ。もうちょっとで「かわいい女の子がたくさん来るから」って言いそうになったけど、友人をえさに使うのはよくないと思ってやめておいた。
風が上がってきたのでビーチに戻り、途中でチラシ作りのためのプリンターのインクを買ったり、チラシを張ってもらえるよういろんなところに寄ってからサウスへ、でも私がついたときにはもうすでに結構風が入ってオンショアコンディションになってしまっていた。仲間も全員集合だったみたいでみんな満足げな笑顔でよかったよかった。
(サウスイーストサイドはかなりサイズアップしていたようだ、それにしてもこれだけショートのうまいサーファーたちがいるところだったらスタンドアップで出ないほうがいいんじゃないのかなあと考えるのは私だけだろうか)
出てみたけどかなりのオンショアでジャンク、ばったばたころがったりおちたりしたけど、まあ、水につかったからいいや。午前中楽しんだし。

風が落ちてよくなるかもしれないとラップトップを出して仕事しながらビーチで粘ってみたが結局2時過ぎになっても風がやまないのであきらめて帰ってきた。

ラペルース周辺のポイント(溶岩のぎざぎざ岩でショートボード向きのパワフルな波)が6ft近くまで上がったと聞くし、グランマズ、サウザンピークス、からラハイナ間でも肩、頭のサイズ、そしてキヘイのCOVEも波があり、そのうえ普段は風が強いうえになかなか割れることがないマアラエアまでブレイク。
人もいろんなところに散らばってよかった。

夜は近所に住むテディーとデヴリーのところで夕食をご馳走になった。いくら誘っても夜はなかなか出かけない付き合いの悪い私たちのことをよくわかっていて
「冷蔵庫を動かしたいんだけど手伝ってくれないか」と言われてすぐ行ったら、「そう言えば来るとおもった」だって。トリック仕掛けられた気分だけど、おかげで夕食は作らずに済んでラッキー。
でもやることが終わらない、、、、

2011-04-20

4月19日 海につかってリフレッシュ!

仕事は終わらないけどもう海に入らないとだめだ、と思って朝4時間ほど仕事をしてから海へ。9時過ぎに到着するとちょうどみんな朝から乗っていた人が上がってしまいがらがらだったのでラッキー。波はよさそうに見えたけど見た目のほうが実際よりはよかったみたい。まあまあ楽しかったけどやはりサウスはノースのようなパワーがないのでスピードが出ないし(と波のせいにするのはよくないが)パワーがない。

と入っても天気はいいしあったかいし水はきれいでみんなニコニコ、不満を言うつもりはゼロ。こうして海に入れるだけでも感謝している。アンドリューは結局朝早くから来て2ラウンドし、マアラエアでお昼を買ってきてもう一度海に入り、家に帰ってきたのは6時ごろ、まったくうらやましい限り。私はやることが気になって仕方がないので早めに戻ってきた。

明日はサイズアップすると予報なのでみんなわくわくしているようだから混んじゃうかな?

4月18日 ちょっと肌が白くなってきたかな?

今日も結局海に行けずじまい。なかなかいけなくて美白効果?まあ、行ったつもりでガス代分を寄付しようかな、と自分を慰めるがちょっと海に入らないだけで、さびしい気持ちになるくらいだから東北のサーファーやウインドサーファーたちはつらいだろうなあ、でもそれどころではないかな。
それでも何人かの地元のサーファーのブログを読むと、それでもサーファーの性か、普及にむけてのもの大変な仕事の合間に波の写真を撮ってのせてたりする。地震以前のことや思い出がありすぎてつらいだろうけど、多くの人が悲壮感を見せまいとちょっと強がりながらジョークを交えてのコメントを書いていて、ほっとする。ほんと強い人たち。

午後からハイクを中心にスーパーなどを回り、今週末のイベントのチラシを張らせてもらった。と同時に、何軒かマネージャーに会えたところでは桜ベーカリーのために卵や粉、砂糖など材料をドネーションしてくれないか、お願いしてみた。あまりにきゅうなのでなにができるかわからないけど、と前向きに考えてくれたところがほとんどだった。もう一回木曜日あたりに行ってみてもらえるといいのだが。セールのたびにいろんなすばらしいものを作ってくれてる桜ベーカリー(と名前までつけて頑張ってくれてるお母さんグループ)も作るだけでも大変なのに、材料費だって馬鹿にならない、このままでは作り続けるのが大変になってきてしまう。作れない私はそんなところでしか協力できないけど何とかしたいと思うのだが。

ノース側はそれほど波がなく風も弱いが吹いている感じ、結局ダウンウインドもできず、5月半ばには最初のレースがあるのにまた今年になって一回もダウンウインドができていない、まあ贅沢な不満ではあるが、短い時間でできるように有効な時間を使い方をして集中的に練習したい。

2011-04-19

4月17日 今日も一日机に向かう

なかなか仕事がはかどらずきょうも一日家にこもりきり。でも海にいけないだ家で、あったかくって家もあって、自分のベッドで寝られて好きなものが食べられてかわいいニワトリたちに囲まれている幸せをかみ締めながら、仕事に励んだ。小さな日常の幸せを心から感謝できる今日この頃。

週末のイベントは大盛況、そして今日開かれたラハイナの教会でのセールとイベントもすごかったそうだ、休みなしに誰かしらがライブをしていて、その横で多くの人が熱心に動いてくれ、また買いに来てくれたひとたちも日本人のみならず多くの人がチャリティーグッズを買ったり、募金をしてくれたり、今回のことがきっかけでコミュニティーとしてのつながりが強くなったような、そんな気がする。みんなで上を向いて歩こうとか、アンパンマンも合唱したらしい。
改めてハワイのアロハスピリットを実感。悲愴感を漂わすのではなく、笑顔で前向きにアロハを送る、それがマウイスタイルの応援なんだな。
Maui no kaoi..

2011-04-18

4月16日 Aloha for Japan

予定では朝一番にワイルクのセールに行ってお買い物を楽しみ、それから海にいってサーフィンを楽しみ、4時からのコンサートを楽しむはずだった。けど朝からいろんなメールが来たりやることが出てきてしまい、やっとの思いでワイルクについたときにはもう12時、セールは終了まじかで片付け始めていた。かなり大盛況だったようで本当に真言ミッションの北川ジョージさんとあゆみさん、そして多くのスタッフの皆さんお疲れ様でした。今回のセールはたくさんのママさんたちが赤ちゃんや子供たちを連れながら準備をしてくださっていた。子育てだけでも大変なのに、本当に一生懸命な様子に感動。マウイの中のいろんな日本人コミュニティーがあることを改めて知り、素敵な人とたくさん知り合うきっかけをいただいている。

その後コンサートまでの時間スターバックスでミーティングと仕事。ヨガ友達でマウイマリのネックレスなども手伝ってくれているユニスがすばらしいニュースを持ってきてくれた。偉大なるカントリーシンガー、ウイリー・ネルソンの息子さんで彼自身もアップカミングでエネルギッシュなミュージシャンのルーカス・ネルソンが私たちの活動を支援したり、日本へ寄付を送りたい、歌を寄付したいとのことだった。ルーカスは何年も前コクアフェスティバルで演奏を聴いたのがはじめて、当時17歳だった彼がジミーヘンドリリックス張りのギターソロで会場を沸かせたのが強く印象に残っているが、以来何度かライブに行っている。お父さんの声とちょっと似たボーカルで個人的にはカントリーのいろがちょっとはいったロックのオリジナル曲がいいと思っている。リンクした曲[Ocean takes earth]は地震が起こるほんのちょっと前に書いた曲だそうで、自分でもそのタイトルとタイミングに恐ろしくなったとか。4時過ぎにワイルクのMACCへAloha Iapanaベネフィットコンサート。ハワイアンミュージックの長大物がずらりとそろったこのコンサート、フラ屋ハワイアンミュージックが好きな人たちならいくらお金を払ってでも行きたくなるようなコンサートなのではないだろうか?そのうえさっきまで歌っていた人が次のアーチストのパフォーマンスのあいだは飛び入りでフラを披露したり、そしてダンサーたちの美しさにうっとり。アン客のほうもみんなのんびりとビーチチェアーを出して座ったり、マットを敷いてごろごろしたりと、ピクニックムード。パフォーマーの多くが日本にハラウがあり、日本とのつながりが深いこともあって、心から日本のことを心配し、祈りをささげているのが感じられた。日本からのテレビ局やラジオが来ていて生放送もしていたらしい。マウイならではのアロハに満ち溢れたコンサートだった。それにしてもフラダンサーの動きの優雅なこと!ちょっと太っているくらいのほうが女らしくすばらしい動きになるのがフラなんだなと理解したけど、「今からフラやったら私の動きも少しはどたばたしなくなるかな」とつぶやいたら返事を期待していたわけではないのだがとなりから、「もうおそいだろう」と即答が返ってきた、まあ、たしかに。

4月15日 Aloha Friday

(久々に海で見たジミールイス、のーズライディングスキルはさすが)

昨日の午後からサウスも少しずつ波が上がっていると聞いたので今日は朝からサウスへ。いつになりグラッシーなコンディション、さすがに人は多かったけれど最初は潮が引きすぎていたからか、メインのポイントにサーファーがまったくいなかったのでそこで楽しんだ。その後いったん上がってワイルクヘ。(明日のセールの準備、皆さんお疲れサマー!)
追加オーダーしたPray for Japanのシャツをピックアップしたり、ガレージセール用の商品をお寺におろしに行ったりしたあと、ランチを買い込んで再度サウスへ。普段2回も行くことはめったにないが、週末乗れそうもないので、波がある今日乗りこんでおこうと思ったのだ。(一年前に始めたころから比べるとかなり上達したアンドリュー、波が小さいときはすたんどあっぷもやるようになった)

ラッキーにもまだ風は入っておらず、楽しそう。たださすがに入っているサーファーの数も多く、カメラを持ってパドルアウト、みんなの写真を撮りながらもしもあまっている波が在ったら乗ろうと思ったが、メインピークはほとんどお余りがない。隣のピークに移動すると4人くらいで楽しめた。(ハワイ語を話しわかりころからポリネシア全般の文化に興味を持って旅して回っていたというパトリク。孫と一緒にタンデムを楽しむ60才過ぎたおじいちゃんとは思えない若さ)
サイズはあまりなかったけど「夏到来!」宣言が出たような一日だった。
サウザンピークスレギュラーたちも勢ぞろい。OLDRULESというステッカーを貼ったおじさん(おじいさん?)連中がニコニコ顔でタープを設置した日陰で集まっていた。そのうちの一人の車に張ってあったステッカー、今日気づいたけどちょっとリメイクしてあったのには笑えた。さあ、明日からイベント目白押しの週末だ。

2011-04-16

4月14日 なかなか家から出られません

毎日メールや仕事で机に向かっているうちに一日の大半が終わってしまう気がする。座ってばかりで腰にもよくない。体にも精神的にもよくないから少しは動かないと。仕事にきりがついてさあ、出ようとするとまた違う用事がメールで入ってきて、となかなか家からでられない。幸いノースは波がない。サウスは小さいが波が入ってきていて、ああ、もう夏なんだなあと感じるこのごろ。これからまた半年あまり波で怖い思いをしないのがちょっとさびしい。
今日も気がついたら夕方になり一日が終わってしまったが、河童はお皿が乾くと死んでしまうので海にも行かないとだめだ。

グリコーゲンのオークションが今日から日本で始まっている。時間がなくてあまりチェックできないが、サーファーズジャーナルのハードカバー本がセットで出ているのは、かなりそそられる、が、すでに2万円以上のBIDが出ていたのであきらめた。その分ちまちま募金しようっと。
とにかくマニアは(マニアでなくても)大喜びの商品が並んでいるのでぜひチェックしてほしい。
http://www.glycogen.jpn.com/

2011-04-14

4月13日 Southbound

今日もサウスへ。今週はちょっとだけ海に入る時間も心の余裕もできたのがうれしい。
かなちゃんから携帯に「SPが1-2ft乗れそうだ」とあり、勝手にSPイコールサウザンピークスと勘違いして私たちもサウザンピークスへ。でも彼女の車がないのでもっといいところ見つけたのかなと電話してみるが出ないので、まあいいや、とパドルアウト。あとで電話がかかってきて、SPはサウザンピークスではなくてサンドパイル(SandPiles)だということが判明。考えてみたらサウザンピークスは英語ではThousand PeaksなのでTPなのだった。
まあ、昨日よりは波もあり、何より人がいなかったからよしとしよう。っていうか海に入れてその海がきれいで人がいなくて、もうそれだけで日本の被災地のサーファーたちのことを思ったら感謝しきれない気持ちに慣れる。

午後は家に戻って引き続き原稿書きとPray for Japan のこまごまとした雑用。
部屋の掃除に取り掛かりたいと思いながら思うだけでもう何日も過ぎている。今日こそはやらなくちゃ!

3羽のひよこたちもすくすくと育ち、かわいくて仕方がない。夜はリビングに入れてやり、私の胸元に3羽一緒に固まってジットしたり、髪の毛に絡まりながら大騒ぎしたり、気がつくとぽとりと糞をしてたり、そんな様子がかわいくてたまらない。

4月12日 歯抜けばあさん

昨日はとうとう痛む歯を抜いた。ハワイにいるあいだ歯の保険がないので普段は日本に帰るまで我慢するのだが、今回はどうにも我慢できず、いろいろ調べたところ、デンタルの保険がない人のための医療機関があったのだ。移動式バスのなかでの治療だが、朝一番に乗り込んだ。とても感じのいい人ばかりでそのうえ従来の料金に比べたらずっと安く済んだので本当に助かった。歯を抜いたけど奥歯なので目立たないことが救いだ。さすがに歯を抜いた痛み、もあるし、これから海に入って傷口から菌が入ると困るので今日は海に入れずだったので今日は波はそれほどないようだがサウスまで行って海に入った。

Pray for japan from Maui
の活動を一緒にしている晶子ちゃんや真壁さんファミリーも来ていた、波はいまいちでも海につかるだけで違うねーとみんな笑顔。ほんとほんと。Ocean cleans our souls!

さて、寄付としてプリントやサンが作ってくれたTシャツが結構売れ、このお金はTシャツ作りの資金として使ってくださいと寄付してくださった方がいたので(確かにそうすると300ドルの寄付がうまくすれば2000ドルの寄付に変わるのだ)、追加のオーダーをした。どれだけ売れるかわからないが、もしも手に入れたいという方があれば(できるだけ枚数まとめてのほうがありがたいけれど送料を持っていただければどこにでも送ります)連絡ください。
お問い合わせはPray for japan のホームページ、あるいはフェイスブックページにて
今週末にはサイズS,M,L,XLそしてレディースサイズのTシャツ、タンクトップ、キッズサイズも少々届く予定。週末のベネフィットコンサート、

みんなから集めたたくさんの寄付をもっと自ら日本に向かったカービー福永、彼は以前日本国内のプロツアーにでていたこともあり、日本とハワイのサーフィンをつなげる架け橋のような人、どこからあれだけのエネルギーと時間を見つけるのかといつも不思議に思うのだが、今東北を回りながらあまりの被害、そして一ヶ月たってもなおまったくくぁっ多様に見えないひどい状況にショックを受けている。そしてこれからいったん東京に戻り、次のミッションをどうするべきか考え、リチャージしてから動くという。遠くマウイにいて情報が少ない私たちにとって彼のように実際見て人に触れてその状況をメールしてくれるのはとてもありがたい、忙しいだろうに、そして何千というメールをもらっているはずなのだが、私たちに大事なことを伝えようとしてくれている。その彼の一生懸命さに私たちもマウイでできることをして応えたいと思う。

彼らが道端で邪魔にならないように車の中で寝ようとしていたら、地元の人が近づいてきて、
「ここは平らじゃないから寝づらいだろうけどもうちょっと先に平らなところがあるよ」と案内してくれたらしい、そして翌朝彼ら自身も電気も水もないのに、一人一個ずつおにぎりと紙コップに入った暖かいお味噌汁の差し入れを持ってきてくれたという。
まさに東北らしいエピソードだなと胸が一杯になった。被災地でいろんな人がいろんな形で前に進もうとがんばっている。人間てこんなにもがんばれるんだなと尊敬の気持ちで一杯だ。

2011-04-12

4月11日 あれから一ヶ月

東関東大震災から一ヶ月がたった。当日はテレビもなくニュースも見ない私はまったく知らずに海に入ってるほどののんきぶり、その後家に戻って事の重大さに唖然、それから数日間はあまりのショックに何もできないまま過ぎていった気がする、こんな非常事態のときにメールしては悪いかなと思いながらも東北に住んでいる友人たちが心配でメールを一本だけ入れておいたりするだけ。
少したってから少しずつみんなから返事が返ってきた、それぞれ知りあいた友人の安否を必死になって確認しているようだった。遠くマウイにいて何の力にもなれず、何をしたらいいのかもわからない、寄付といったってこんなに貧乏な私が寄付できる額は知れている。
どうしたらいいのだろう、と考えているうちに、でも何もしないよりは何かしたほうがいい、と友人に相談してガレージセールでもやろうじゃないかということになった。そして同じころマリちゃんがネックレスを作って売り、その売り上げを寄付したいという話をしてくれた。何かしたいけど何をすればいいのか判らないと思っていた人は私だけではなかったらしく、みんなが一気に集まって一生懸命にやり始めた。ネックレス作りの手伝い、ガレージセールの準備、仲間はどんどん増えていって実際のセールでも多くの人が賛同してくれ協力、寄付してくれた。
この一ヶ月はあっという間に過ぎた。でも私たちは暖かい気候で家もあり、おいしいご飯もあり、すべてが整ってるなかでこういう活動をしているだけ、被災地の人たちはいまだに電気も水もガスもないところで最低限の食生活で過ごしている人も多いのだ。シャワーも浴びすの一ヶ月、雪が降る中の生活。持ち物一切なくなってしまった一ヶ月だ。長い一ヶ月に違いない。
それでも希望を捨てずに一歩一歩小さくても全身を続けている人たちの様子は本当に私にいろんなことを教えてくれる。
今日大船渡の港から地震後初めて漁に出たというニュースを読んだ、そしてインターネットを通して取り立ての魚を売るシステムではすべてが売り切れになっていた。道具も何もちゃんと整ってなくてもそれでも一歩を踏み出そうとしている漁師の人たち、そして彼らのブログに感動した。

「震災から1か月。絶望の縁でかろうじて息をしていた僕たちは、今日皆様に見守られながら、新しい一歩を踏み出す事ができました。

ないない尽くしからのスタートですが、三陸とれたて市場は本日、世界三大漁場「岩手三陸」から、声高らかに復興宣言いたします。 」

「瓦礫の中を歩き、仕事場の跡地に向かっていると、砂ぼこり舞う町の一角に、津波に耐えた小さな命を見つけました。

 あの大津波からもう1ヶ月。あちらこちらが塩をかぶり、地表までもが削られて、町の面影を見る場所も無い荒野ですが、そんな中にも力強く根を張り、開花のときを迎えようとしているスイセンに、突然胸を揺さぶられ、涙を落としてしまいました。

 そういえば、この前漁師さんが「死んだ人に涙を流すことは少なかったけれど、生きている人にはどれだけ涙を流したことか」と言っていたっけ。

 人の温かさや命のぬくもりを感じると、滝の様に流れ落ちる涙。「ありがとう」「生きていてくれてよかった」「前を向いてお互いがんばろうや」。なんでもない些細なことが、こんなにもありがたく、価値のあるものだったのかと、ひしひしと感じています。

 スイセン、立派に花を咲かせろよ!」

被災地の人たちは被災地の人たちで必死に復興へと進んでいる、被災していない私たちもできることをどんどん考えてできる限りやるべきだ。

雪山の写真家たちが集まって展示会イベント「俺たちにできること」を開く、もちろん売り上げなどは寄付される、パタゴニアのイベントだ。そして世界中のサーファー、スノーボーダー、スケーターアーチストたちがそろって協力し、すばらしい商品を提供してくれているグリコーゲンチャリティーオークション。こちらも見逃せない。ジェリーさんのシングルフィンのサーフボード、テリエのスノーボード、ケリースレーター、そのほか信じられないほどのものがずらりと並ぶ。このオンラインオークションは宣伝もあまりする暇がなかったのでねらいめではあると思う(が、たくさんの人に見て大いにBIDしてもらいたいと願っている)

2011-04-11

4月10日 歯痛と体調不調

今日こそ久しぶりに海に入りたいと思っていたが、二日くらい前から気になっていた歯痛がひどくなっていて、昨日の晩はよく眠れず、日本に帰るまで何とか我慢したいと思っていたけどとてもあと1ヶ月は我慢できそうにない。
その上歯が痛いせいか、それとも気が緩んだせいか体の調子もいまいちで節々が痛む。まったく情けない話。

今日も結局机に向かって一日中仕事。ずいぶんはかどったとはいえまだ原稿は終わらず。明日は朝一番に歯医者に行って、それで調子がよくなったら海に入りたいと思う。

2011-04-10

4月9日 Kula Farmers Marketも大盛況!

今日は6時半からクラでファーマーズマーケット、Pray for Japan from Mauiもまた大勢の人が集まった。
今回はみかさんが音頭をとってくれ、手作りのもの、ベイクドグッズ、そして小物やお土産などちょっとおしゃれな感じ。残念ながら私はいけなかったのでが、またもや大盛況だったようで、トータルで4000ドルの売り上げだったとか。がんばりみんなもすばらしいけどどこに行っても来てくれる人たちの暖かいサポートや気持ちがうれしい!

今日は朝から一日中机にかじりつき仕事。Pray for Japanのウエブサイト、フェイスブック、それ以外に自分の日記もやっとアップできて追いついた感じ。でもまだまだ雑誌の締め切りが近づいてる原稿、そして2週間前から訳したいと思っている将平クンの文章などプロジェクトが山ほど。今日はまた海に入れなかったけどあすことはちょっと水につかろうと思う。

明日はラハイナの浄土真宗のお寺でのバザー。こちらはラハイナチームがんばってください!

2011-04-09

4月8日 AKAKUテレビ局の協力

ローカルテレビ局がPray for Japan の活動を応援してくれ、テレビで活動を知ってもらったり、イベントの宣伝をしていいよというオファーがあった。今日一時に撮影ということになり、朝簡単に原稿を書き始めたが、考えてみたら自分ひとりでたって話すよりみんなでたっていたほうが楽しいし、いい感じなんじゃないかと急遽手伝ってくれる人をメールで募集したら9人も集まってくれた。
結局原稿も私だけでなく4人でパートに分けて話し、ヒロさんが「最後にがんばれ日本!っていれようぜ」って言ってくれて、そこだけついついみんな力が入っちゃって大声になってしまったら、ディレクターの人に「とってもいいけど声が大きくすぎるので、」なんてやんわりいわれちゃう始末。
でもやってることやお願いしたいことはわかってもらえるようなものになった気がする。何よりその日の呼びかけでみんなが集まってくれたのがうれしい!

明日はクラのファーマーズマーケット、私は今回はお客さんとして参加というラッキーな立場、でも皆さんがんばってください!このあとも日曜日のラハイナ浄土Missionそして来週のベネフィットコンサート、ワイルク本願寺のセール、ラハイナSDA教会のセールとライブとイベント目白押し。寄付金もどんどん集めます!だんだん物資と同時に労量が必要になってきた感じの東北、仕事のスケジュールに誰よりも融通がきく私のようなものが行くべきだし、今すぐにでも飛んで行きたい気持ちで一杯だが、まずはマウイでできることをしながらみんなと一緒に寄付金を集めることに全力を尽くそうと思う。
日本の皆さんもがんばって!

2011-04-08

4月7日 www.prayforjapanfrommaui.com

(At Wellness Fair )
朝起きると風がない、カナハに行きたかったが、今日はやはりやることが多すぎるのでここで行ってしまうと後のしわ寄せが心配なので泣く泣くあきらめ。7時半に何軒かセール用のTシャツをドロップしてからまた家で仕事。
11時半にマカワオへ。ジョニーたちのラジオ番組でまたいろんなイベントを紹介してくれるというので30分ほどおしゃべりしてきた。隣にあるコモダストアはドーナッツで有名、個人的にもクリスピークリームのドーナッツなんて比べ物にならないほどここのはおいしい、ので久しぶりに大量に買い込み、次の退く敵地のお土産にした。マリちゃんの家に着くとそこはパーティー会場のようににぎわっていた。マリちゃんがチャリティー用に作っているネックレスをみんなで協力して作っているのだが、今日はラハイナからも団体さんで参加してくれ15人ほど集まって大賑わい、マウイから日本を思い、心配し、何かできることはないかって思っているたくさんの人たちがネックレスを作っている様子に感動した。ここで私はPrayforJapanの経理担当(?)のなごじゅんと晶子ちゃんとお金の計算、やっと今日もろもろの今まで集めたお金をすっかり寄付できたので気分すっきり。

どんどん、どんどん活動が広がりイベントも増えていくばかりメーリングリストももう50人くらいの名前が入っていてこれ以上メーリングリストが増えてもやりにくいだろうからとウエブサイト,
www.prayforjapanfrommaui.comを作ってくれるひとが出てきたくれ、早速立ち上げてくれた。
フェイスブックでもNon profit Organizationの団体ページ、Pray for Japan Mauiがあり、その二つで活動内容やこれからのイベントがチェックできるようになった。
フェイスブックはどちらかというと掲示板的役割で誰でも書き込める。ウエブサイトは集まったお金のトータル金額や寄付先の報告、イベント情報、それから写真など報告書的役割と情報提供の場として考えている。
自分たちがやっていることだけでなく、マウイで行われるイベントやチャリティーはできるだけアップし、いろんな人に知ってもらえるようにして、どんどん参加してもらえればと思っている。今日はワイルクのウエルネスフェアーにも真壁さんが中心になってくれてブースを出しマッサージを提供、600ドルほどのお金が集まったという。ネックレスもTシャツもみんな喜んで勝てくれているそうでこれらの商品は売り切れが多くストックが間にあわないほど。

本当にいろんな人がいろんな形で自分のスキルやタレントを提供してくれるおかげでこれが成り立っている。私はスキルがないから宣伝部担当、スピーカー係だ。